ソファーに座って映画に見入っている母さんを
つまらなさそうな表情で見つめていたかりんでしたが
ふと見やると…頭がユラユラと不規則に揺れています。
実は、母さんがどっかと腰を下ろしている場所は
かりんが最終的に落ち着く寝場所でもあるのでした。
「早く…空かないかなぁ?」と思って待っていたようですが
とうとう寝ちゃいました。
ここでこのまま眠ってくれても良いのにと思うのですが
母さんが布団に入ると、おもむろにソファーへと移動します。
つれないわぁ~。
月別: 1月 2008
寒空
この時期にしては珍しい青空に誘われて
郊外のビジネスパークにある公園へと向かいました。
彩度の落ちた、殺風景にも見えてしまう風景の中に
ポッ☆と灯ったような彩りを発見しました。
梅は、開花時期が天候によって大きく左右されるそうですから
この暖かさに釣られて、蕾を膨らませたのかもしれません。
しかし、ちょっぴり寒そうに見えてしまいました。
かりんは…と言うと、寒さなんて気にならないのか、はたまた寒くないのか
いつものように走ったり、跳ねたり、嗅いだりに大忙しでした。
それでも、気のせいか動きが少し鈍かったように思えました。
今週は、こちらでもかなり冷え込みが厳しくなりそうです。
母さんとくっついて温まろうね~。
ボール遊び
最近のかりんが特に気に入っている遊びは
壁に向かって投げたテニスボールが床にバウンドしたのを
ジャンプしてキャッチすることです。
最初の頃は、壁に向かって投げられたボールを
そのまま追いかけて行っていましたが
ボールが跳ね返り戻ってくることがわかったようで
今では、適当な場所にスタンバイしています。
上手にキャッチできなかった初めの頃に比べると
技もかなり上達したようで
身体を捻りながらの華麗なキャッチも見られるようになりました。
毎晩の楽しみとなったボール遊び。
「いくよ!」と、母さんがボールを投げる構えをすると
目をキラキラ☆させながら「OK!」サインを出すかりんです。
安心の場所
お正月の帰省には、かりんがいつも使っているバリケンを持って帰りました。
人間が食事している時や就寝時には、入っていてもらおうと思ったからです。
食事中に入れられるのは不本意らしく、ブツブツ文句を言っておりましたが
夜は、「ハウス!」という言葉を待っていたかのように、すんなりと入りました。
安心しきった表情で、かりんが丸くなって眠るバリケンを枕元に置いて
母さんも眠りに就きました。
今回の外泊で一番に思ったのは、バリケン(クレートやキャリー)に
普段から慣らしておいて本当に良かったということです。
ウロウロして欲しくない時などに、比較的大人しく入っていてくれますから
こちらが楽だということも、ひとつの理由です。
しかしそれ以上に、「ココにいれば安心」という場所が用意されていたことにより
見知らぬ場所での、かりんのストレスが軽減されたのではないかと思います。
人間の感覚では、狭い場所に入れるのは可哀想だと思ってしまいがちですが
犬にとって狭くて暗い場所は安心できるそうです。
かりんを迎える時、大先輩が教えてくださったことを、今改めて実感しています。
まだまだ元気
今回のお正月の帰省でも、推定年齢14歳になるクマは
相変わらずの、ぽわん♪とした優しい顔を見せてくれました。
この顔を見ると、本当に幸せな気分に包まれます。
散歩の足取りは、若干心許ない感じがしなくもありませんが
それでもグイグイと母さんを引っ張ります。
しかし、老齢で代謝が悪くなり換毛サイクルが乱れているのか
今頃になってアンダーコートがかなり抜け落ちてしまい
真冬にも関わらず冬毛があまり生えていません。
ちょっぴり…寒そうに見えてしまいました。
昨年の11月、クマと初めてのご対面を果たしたかりんでしたが
今回は虫の居所が悪かったのか、ちょっぴりガゥガゥでした。
しかし、そんなことは全く気にせず
かりんのお尻を追いかけていた元気いっぱいのクマ。
これから寒い日が多くなり、老体には堪えるでしょうが
この冬もしっかり乗り切って欲しいと切に願いました。