四季折々

ここ半年くらい、割と頻繁に足を運んでいる土手です。
青々とした夏草が広がる頃、燃えるようなオレンジ色の枯れ草に覆われる頃
季節の移ろいと共に、様々な表情を見せてくれました。
今の時期、雪がふわりと積もった一面の雪景色を期待しているのですが
未だお目にかかれていません。
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「さぁ!走ってください」と言わんばかりの草原を見るや否や
ターボスイッチが入ったかのように疾走するかりん
その楽しそうな姿と言ったら…思わず目尻が下がります。
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「母さん、楽しいね~っ♪」
そんな表情をして見つめられると、寒さも吹っ飛びそうです。
かりんがいなければ、決して外に出ないであろうこの季節。
母さんの生活も随分変化したものです。

心のマッサージ

「撫で撫でして欲しい~」「マッサージして欲しい~」
そんな時のかりんは、前脚で母さんの手や脚をカリカリと軽く引っ掻きます。
頭は、「イイ子、イイ子」するように優しく控え目に撫で
鼻筋と顎は、コチョコチョとちょっぴりくすぐるように撫で
首筋や背中やお尻のあたりは、つまむようにマッサージします。
お陰で、母さんの撫で撫で&マッサージにも磨きがかかってきたように思います。
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気持ち良さそうに目を閉じている姿を見ていると、母さんまでだんだんリラックス。
こちらが撫でているはずなのに、こちらがマッサージしているはずなのに
何故か、撫でられているような、マッサージされているような錯覚に陥ります。
かりんに触れることで、母さんは心のマッサージをしてもらっているのでしょう。
疲れた時ほど、かりんに触れたくなる理由がわかったような気がしました。