ポッチ事件

健康診断 -2025年-の翌日、かのんの顔を見て「あれっ?」と思い
しばらく様子を見ていた部分があります。

ちょっとわかりにくいけれど、お気づきでしょうか?

そう、マズルの左側の付け根あたりに小さなポッチが。
そのうち膨らみが消えることを願いつつ、大きくなるようであれば
病院で診てもらおうと数日様子を見ていました。

しかし、1週間経過したところでポッチに変化はまったく見られません。
大きくもならないけれど、小さくもなっていない。

そして、モヤモヤするのを長引かせたくないと病院へ行ってきました。
診察台に上がり、「どれどれ?」とドクターが見られると同時に
看護師さんがデキモノに触られたら、ポロリと取れちゃいました。
悪いものではなく、いわゆるカサブタのようなものでした。

「犬のマズルのデキモノについては、良くないことしか書いてない」と
ネットでいろいろ調べていたKちゃん。
不安になるのが嫌なので、あえて調べることをしなかった母さん。
結果的に笑い話となった【ポッチ事件】でした。

健康診断 -2025年-

思い出したように服を着せられたかのん
服を着せられるのが好きではないので、浮かない顔をしています。
どうして服を着ているのかと言うと…。

普段は毛に覆われているはずのお腹がツルッツル☆だから。
そうなのです、先週の土曜日が毎年恒例の健康診断だったのです。

食欲はあるし体重も減っていないし、元気いっぱい遊んでくれるし
普段の様子から身体の異常は見られません。
でも、犬は私たち人間の4倍もの速さで年齢を重ねていくので
我が家は念のため、毎年この時期に健康診断をすることにしています。

かのんの健康診断結果は概ね良好。
概ねとしたのは、昨年と同じくALT(肝酵素)が高かったからです。
昨年の健康診断後にフードを変えてみたものの数値に変化はなく
さらに低カロリーの【避妊・去勢】用に変えましたが、やはり高数値。

数値だけを見れば異常だけれど、食欲不振や体重減少などの症状はなく
肝臓に何らかの炎症があっての高数値ではなさそうです。
数値を下げるための服薬はせず、このまま様子を見ることになりました。

さて、会計を済ませドクターや看護師さんと世間話をしていたら
母さんの脚に何かが触れたような感触が~。
ふと見やると、かのんが母さんの脚にピトッと寄り添っておりました。
やっぱり、ちょっと心細かった…のね。

健康診断 -2024年-

ここ数か月、かのんは食欲旺盛でとっても元気だったので、特に病院へ行く必要もなくて
気がつけば、前回の受診から9か月が経っていました。

晩年のかりんが、ほぼ毎週のように病院へ行って補液をしたり薬をもらっていたせいか
病院へ行かなくてもよい期間が長くなってくると、何か大切な用事を忘れているのではないかと
何となく心配になってくるから、不思議なものです。

かりんは初めての犬だったので、母さん自身の経験も知識も少なかったことが影響していたのか
それほど不安や心配を抱えることなく、健康診断に臨むことができていた気がします。
でも、かのんについては育ってきた環境などを考えると、どうしても不安が先行してしまいます。

さて、今年も健康診断の時期がやって来ました。
いつものように、体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査、超音波検査のフルコース。

我が家に来て初めての健康診断で指摘された、心臓の僧帽弁逆流や三尖弁・肺動脈弁の逆流は
確認されず、心臓の状態は問題なしとのことでした。

ただ一つ、数値異常として引っかかったのが、前回も著しく上昇していたALT(肝酵素)。
昨年の健診後、原因のひとつと考えられるフードを変えてみたのですが効果はなかったようで
肝臓保護剤を1か月服用して経過を見ることになりました。

そして、今回のかのんの体重は9.5kg。
昨年の健康診断の時は9.2kgでしたから、少しばかり太ってしまったのですが
ドクターから「これくらいでいい」と言われたので、体重に関しても安心することができました。

「以前と比べて、ずいぶん顔つきが優しくなりましたね」と婦長さんに言ってもらって
「そうですかねぇ」とサラリと答えつつ、母さんの顔はニヤけてしまいました。

健康診断 -2023年-

前回の実施から1年が経った先日、かのんの健康診断をしてもらいました。
いつものように、体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査
そして、超音波検査のフルコースです。

前回、指摘された軽度の心臓の僧帽弁逆流は同様に見られたものの
心臓の三尖弁・肺動脈弁の逆流と不整脈は確認されませんでした。
昨年と比べ、相対的に良好な状態だそうです。

また、前回は39パーセントもあった体脂肪率は29パーセントになり
「前回より体重が増えているのに体脂肪率が下がったということは
筋肉がついたってことだね」と褒めてもらいました。

ただ、今回はALT(肝酵素)が著しく上昇していたため
その原因のひとつと考えられるフードを、変えてみることになりました。

健康診断をすれば、多かれ少なかれ何かしらの異常が見つかるので
どうしても、気持ちが沈みがちになってしまいます。
でも、「もっと早く診てもらっていれば…」と後悔はしたくないし
原因がわかれば、悪くならないように気をつけることができます。

「今回はイイ子にしていたよ」と言われ、母さんは心の中で「よっしゃ!」
病院ではまだまだ腰が引けるかのんですが、少しずつ慣れてはきたようです。

あと1日!

まさかまさかの…胆嚢摘出手術から、1週間が過ぎました。
痛がっている様子はないものの、用足しの散歩に出掛けてもすぐに歩かなくなってしまったり
術後の2~3日は、いつものかのんとは違う感じでした。

でも、4日目あたりからいつもの調子が出てきました。
過剰な運動は控えなくてはいけないので、まだいつものサッカーボール遊びはできませんが
かのん自身はやっちゃいそうな勢いです。

気持ちに余裕が出てきたのか、チューブ包帯が気になり始めたようで
気がつくと口でグィーンと引っ張っています。
ですから、首回りの部分はだらしなくデロデロに伸び切って
洋服なしではすぐに脱げて(脱いで)しまいます。

いよいよ、明日が抜糸(正確にはステープラーを外すのですが)です。
年末年始を、自由の身になって迎えることができそうです。

今年はかのんを迎え、何だかんだバタバタな一年となりました。
心揺れたり、悩んだり、様々な思いが交錯する日々ではありましたが
今は心の底から、かのんと過ごせる幸せを噛みしめています。

本年もかりん工房にきてくださり、本当にありがとうございました。
みなさま、どうか良いお年をお迎えください!