窓越し

こんなふうに、微動だにせず窓越しに外を眺めるのは
お猫さまの専売特許♪
…だと母さんが思っていたのは、つい6年ほど前まで。
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実は、お犬さまも同じように凛としたポーズを決めて
外を眺めていらっしゃることが、しょっちゅうでございます。
正面に回ってみようかしら~と思ったら、窓に映っておりました。
かりん…あなたの視線の先には、何が映っているのかしら。

6回目の家族記念日

かりんが我が家の一員となってから、今日で6年になります。
呆れるくらい出不精だった母さんを、季節を問わず戸外へと誘ってくれました。
人見知りだった母さんを、ちょっぴり積極的にしてくれました。
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そして、何気ない毎日の中に、小さな幸せをいっぱい感じさせてくれました。
母さんの大切な『毛むくじゃらさん』でいてくれて、ありがとう!
うちに来てくれて、本当にありがとう!

休日ゆるり散歩

「こんな日に、仕事がお休みだったらラッキー☆」
…と思えるような、穏やかで良いお天気に恵まれた今日。
そう!母さんは、その『ラッキー☆』に当たりました。
散歩コースにある、広場の駐車場まで車で出掛け
そこから、かりんと一緒に土手へ向かいました。
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風は少しあったものの、ここ数日に比べると気温が高く
ウォーキングする方と、何人もすれ違いました。
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土手の草むらでは思う存分蹴り蹴り~♪
気分が良いのか、いつにも増して後脚が高く上がっていました。
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さて、土手を歩くこと45分の散歩を終え、駐車場に戻ってみると
貫禄たっぷりの野良猫の姿がありました。
いつもは、猫を見るとピーピー言いながら近寄るかりんですが
何となくいつもと様子が違い、目を合わそうとしません。
実は、ここは…かりんの猫がらみの事件があった場所。
かりんは思い出したくなさそうですが、またの機会に。

クシュッ&ピーン

く・く・く…また妙な格好でねんねしてる~。
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後脚はピーンと伸ばしながらも、前脚はクシュッとコンパクト。
どうして、こんな格好になっちゃうのかしら。
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でも、このクシュッ&ピーンとなった格好はあまりにも可愛すぎるから
目にする度に、母さんは幸せな気分になっちゃうのよねぇ。
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  ― 未遂 番外編 ―
実は先月、かりんの右目からやけに涙が出ている気がして
ドクターに診ていただきました。
その結果、軽度の結膜炎ということで目薬が処方されました。
かりん…生まれて初めての目薬です。
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最初はおとなしく点眼させてくれていたのですが
だんだん嫌がるようになり、目薬を見ただけで逃げるように~。
先日の未遂事件は、目薬をやっつけるつもりだったのかも。
しかし…残念でした!やっつけたのは母さんの目薬だもの。

未遂

一昨日の就寝前、母さんが目薬を入れようとすると
いつも置いてあるはずの場所に、目薬が見当たりません。
他の場所を捜しても見つからず、「おかしいなぁ~」と呟きながら
かりんのくつろぎスペースであるソファーに何気なく目をやると
ビニールの切れ端のようなものが散乱しています。
慌てて見てみると、それは目薬の入っていた小さなビニール袋。
どうやら噛み千切ったようですが、肝心の目薬が…ない。
ソファーを動かしたり、クッションをよけたりしてみても見つかりません。
タラ~ッ……母さんの顔から一気に血の気が引きました。
目薬本体の残骸があっても良さそうなのに、それが全くないということは
そのままそっくり飲み込んでしまったのだろうか?
しかし、こんな異物を飲み込むことができるのだろうか?
母さんの頭の中で、いろいろなことがグルグルグルグル回ります。
「母さんの目薬、食べちゃったの?」とかりんに問いかけてみても
当然、答えはなく、何かマズイことをしでかしたと察知したようで
懸命に母さんの機嫌をとろうと纏わりつきます。
ただひとつの救いは、かりんがいつも通り元気だということ。
とりあえず緊急性はないと判断し、翌朝まで様子を見ることにしました。
最悪…開腹手術かもしれないと、頭の半分で覚悟しながら。
さて、一夜明けて。
かりんは散歩をし、普通のウンチをし、ご飯も食べました。
全くもって普段どおりです。
朝のメニューをこなし、人心地ついたかりんを撫でていると
急に思い立ったように、かりんがヒョイと母さんのベッドに跳びのりました。
そして、そこに何かあるかのように、ベッドと壁の隙間に頭を突っ込みました。
その姿を見てピン!ときた母さん。
かりんが頭を突っ込んでいる隙間を覗くと…ありました!ありました~!!
てっきり、かりんのお腹の中に消えたと思い込んでいた目薬が。
あちこちガジガジした跡があったものの、原形を止めておりました。
まるで、ココに落っこちたことを思い出し、母さんに教えてくれたみたい。
この瞬間、母さんの心配は一気に払拭され、体から力が抜けたのでした。
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流石に、これは食べられなかったのか?
はたまた、隙間に落ちてしまったから食べ損ねてしまったのか?
本当のところは、かりんにしかわかりません。
幸いにも大事には至りませんでしたが、悪戯が鳴りを潜めていたため
かりんを過信し、油断しきっていた自分に反省しきり…です。