待つ…のみ

限られた場所で暮らし、日々の生活の中で自由にあちこち移動する習慣がなかったかのん
それに加えて、いまだに自力で階段を下りることができないこともあって
我が家に来て1年半となりますが、家の中でも行動範囲がかなり限られています。

なので、2階にある母さんの部屋とKちゃんの部屋を行き来しながら、日がな一日を過ごします。

そんな中、ふと見るとこちらの様子をじーっと見ている時があります。
きっと、「遊んでくれないかなぁ」とか「そろそろ散歩では?」などと思いながら
母さんたちの行動を観察しているのでしょう。

かりんは何か要求があると、前足でチャイチャイして積極的にアピールしていましたが
かのんはとても控えめで、そんなふうに行動で示すことはほとんどありません。

ひたすら待つ、待つ、待つ…のみ。
それ故、なんとなく健気に見えてしまって、ついついこちらが察してしまうのでした。

熟睡

かりんもヘソ天をすることはあったけれど、それはお腹を撫でてほしいということのようで
そのまんま熟睡してしまうことは、ほとんどなかったと思います。

しかし、かのんは違います。
ヘソ天したまんま、こんなにもパッカ~ンな恰好で、それはそれは気持ち良さそうに寝るのです。
夜中、母さんがふと目を覚ました時にも、この格好で寝ていることがよくあります。

おまけに、今日は白目をむいて、口も半開きになってる~。
こんな格好で熟睡しているかのんの姿に、日々の疲れも吹っ飛びます。

蹴り蹴り…イケてる?

危険な暑さも少しずつ和らぎ、お出掛けする気にもなってきたので
先日、市内の古墳のある公園へ久しぶりに散歩に行きました。

そうは言っても、この日の最高気温は30度超え。
公園に着いたのが11時前でしたが、人影はありませんでしたので
贅沢にも、ほぼ貸し切り状態でした。

程良い草むらを見つけると、よく蹴り蹴りしていたかりん
その蹴りっぷりは見事なもので、ピーン伸びた後脚が綺麗でした。

が、四肢が短くて、何をやってもドジっ子っぽいかのん
同じように蹴り蹴りしても、何とな~く今ひとつ。
それでも、カメラに収めると、それなりの蹴りっぷりでした。

公園をササッと歩いたあと、近くにある手作り工房のあたりまで
あちこちクンクンするのに忙しいかのんの歩みに合わせて散歩。

帰途に就く頃には、そこそこ汗をかいて疲れた母さんたちでしたが
かのんはまだまだ名残惜しそうでした。
かのんのリクエスト(?)に応えて、また出掛けることにしましょう。

初めての被り物

かのんは大層な怖がりなので、母さんが何か得体の知れないモノを手に持っただけで
ガクンと腰が引け、そそくさと逃げ出してしまいます。
なので、何かを被る…なんて~ことは至難の業です。

ところが、ある日のこと。
遠くでゴロゴロ鳴っている雷が気になり、フリーズ気味になっていたので
試しに、懐かしのコレ(被り物 -5-)を被せてみました。
(一部、部品がなくなっているけれど、そこはご愛嬌)

かりんの愛らしさには到底敵わないけれど、そこそこイケてる?

二度目の夏も終わり

この夏は暑さにうんざりしながら過ごす日々でしたが、ふと気づけばもう9月。
でも、まだまだ残暑厳しい毎日となりそうです。

かりんと過ごした夏に比べると、暑さのレベルがグーンと上がったこともあって
かのんと過ごす二度目の夏は、休日のスペシャル散歩もほとんどなし。
かりんだったら、「ねぇねぇ、お出掛けしないの?」と、しつこく催促していたと思いますが
これが普通だと思っている感じのかのんは、催促することもなくイイ子にしています。

昨年の夏に比べると、我が家で過ごすかのんは一段と落ち着きを増してきました。
怖いモノはいろいろあるけれど、母さんたちがいれば何とか大丈夫な感じ。
そんな姿を見て、「うちの子になったなぁ」と思わず顔をほころばせています。

日々少しずつの何気ない積み重ねで、こうして家族になっていくのでしょうね。
我が家の毛むくじゃらの二女は、今日も元気いっぱいです。