2回目の家族記念日

かのんを家族に迎えてから丸2年が経ちました。
超ビビリ?っぷりと不思議ちゃんっぷりに動揺しっぱなしだったせいか
最初の1年は長く感じましたが、2年目はあっという間だったような。

1年を過ぎた頃から、日常生活で必要なことや物にもだんだん慣れてきて
本当の意味で「うちの子」になったような気がします。
ですから、2年目は共に過ごす幸せを強く感じながらの日々でした。

今まで何度も書いてきましたが、かりんかのんは見事なくらい対照的。
自立心の強かったかりんは甘えてくっついてくることは皆無に近く
愛らしい見た目とは違い、非常にドライな性格でした。

そんなかりんとは正反対に、かのんは本当によくくっついてきます。
そうすることが当たり前であるかのように、ごくごく自然な感じで
母さんやKちゃんににじり寄ってきてピトッ!

そう言えば、我が家に来て間もない夜のこと。
母さんは、かのんのケージを置いた部屋に布団を敷いて寝ていたのですが
電気を消してしばらくすると、警戒しながらもケージから出てきました。
そして、たまたま布団から出していた母さんの手に
かのんがそろ~っと遠慮がちに顔をくっつけて眠り始めたのでした。
元来の甘えん坊さん気質だったのでしょう。

母さんの心の中を読んでいるかのように、始終くっついてくれるかのん
「○○だったらいいなぁ」と、かりんに対して思っていたことすべてを
叶えてくれていると言っても過言ではないかもしれません。

毎日「かのん♪可愛い、かのん♪イイ子」と、数えきれないくらい連発しています。
そう言わずにはいられないくらい、かのんが可愛くて仕方ありません。

母さんは大きな声で言います。
かのんを迎えて本当によかった!
かのんでよかった!

☆ 謹賀新年 2024 ☆

あけましておめでとうございます!
相変わらずビビリで、お正月の置き物やお花との撮影はできませんが
これもかのんらしさだと受け容れることにしています。

おや、後脚が開き気味だけど、普通のお座りができているじゃないですか。
やればできる(?)かのんですが…。

やはり、このお座りのほうがかのんらしいと思ってしまいます。

本年もかのんのずっこけ振りを、楽しく綴っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

あれから2年

かりんが旅立ってから2年が経ちました。
たった1年の違いではありますが、昨年の11月5日と今年の11月5日とでは
かりんを思い出す時の気持ちが明らかに違う気がしています。

旅立ってからしばらくは、母さんが思い出すのは寝たきり状態のかりんばかり。
元気だった頃のかりんは、介護状態のかりんで上書きされてしまったような感じでした。
その後、かのんを迎えてからは、目の前にいるかのんとの時間は少しずつ進みつつありましたが
やはり…かりんの思い出は介護のことが多くを占めていました。

しかし、今春あたりから、ふと思い出すかりんの姿が
変わってきたような、そんな気がしています。

今はかのんの行動や仕草を見て、「かりんは○○だったなぁ」
と、懐かしく思い出すことが多くなりました。
そして、そこには元気だった頃のかりんがいます。

かりん:13歳>

また、昨年の今頃は、かりんの記憶が薄らぎつつあるようで
焦りと申し訳なさとを感じていましたが、今はもう違います。
だって、元気だった頃のかりんをちゃんと思い出せるから。

かりん:14歳>

愛しのかりん♪
やっぱりあなたは、母さんにとって超絶可愛いワンです。
そして、今そばにいてくれるかのんにも感謝!

♪4歳の誕生日♪

なんてこったい!
今日がかのんの誕生日だということを、すっかり忘れておりました。

件名に「かのんちゃん お誕生日おめでとうございます」と書かれた
ペット保険会社からのメールで気づきました。
このメールがなかったら、忘れたまんまだったかもしれません。

誕生日なんてかのんにとっては「なんのこと?」かもしれないけれど
可愛いかのんがこの世に生を受けた大切な日。(…って、忘れてたじゃん)

かのん!4歳の誕生日おめでとう~♪

1回目の家族記念日

出会いは突然にやってきて、1年前の今日、あれよあれよという間にかのんを我が家に迎えました。
かりんを見送ってから6か月ほどしか経っておらず、再び新たな家族を迎えるなんてことは
具体的な形として頭の中に浮かんでいない頃でした。

最初に見せてもらったかのんの写真です。
後に超ビビリだとわかるわけですが、なかなか堂々とした佇まいで
そんなことこれっぽっちも感じさせない立ち姿でした。

かのんを迎えてからの日々、特に最初の3か月くらいまでは
あまりのビビリっぷりにどう対処してよいか途方に暮れることも多くて
一日一日がとてつもなく長く感じられました。
正直言って、かのんを迎えたことをちょっぴり後悔しそうな時もありました。

でも、「人と暮らす上での経験値が圧倒的に少ないから」との大先輩の言葉や
「1年もすれば」とのドクターの言葉を胸に日々を過ごしてきました。

そして今、まだまだビビリなところはたくさんあるけれど
私たち家族を信頼してくれるようになり、ずいぶん変わってきました。

犬との暮らしの素晴らしさを最初に教えてくれたのは、かりんでした。
そして、更なる味わい深さを教えてくれているのが、かのんです。
かりんかのんはそれぞれ別の犬ではあるけれど
私たちの中では、共に生き続けているひとつの存在なのかもしれません。

こちらへとまっすぐに向けられた迷いのない瞳を見ながら言いましょう。
かのん、うちの子になってくれてありがとう!!」