爪かじり

以前からなのですが、かりんは前脚の爪をガジガジします。
ヒマな時や、まったりしている時によく見られる仕草で
カリッカリッ☆と良い音をたてて、齧っています。
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前脚の狼爪も、しつこく齧っていることがありますが
そのお陰か、伸び放題にならずに適度な長さを保っています。
でも、他の爪は表面をガジガジするだけで短くはなりません。
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人間でも、爪を噛むクセのある方がいらっしゃると思いますが
かりんの場合も、クセなのかもしれません。
あまりガジガジすると傷ができて雑菌が入ってしまうので
かりんの脚をちょくちょくチェックする母さんです。
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名前 ― 番外編 ―
「りん」に一文字つけての名前にこだわっていた母さんですが
実際には、名前として使えそうな候補はごく僅か…。
その時、ふと思いついた名前が『しおん』でした。
「りん」はつかないものの、心ひかれる響きでした。
結局、母さんがお風呂の中でひとしきり悩んだ最終候補は
『かりん』と『しおん』だったのでした。

名前

ぬいぐるみのような毛むくじゃらさんの名前。
母さんが昔から好きだった『凛』という字の音を
是非とも入れたいと思いました。
でも、『りん』だけでは、何となく呼び難い気がしたので
頭に一文字つけて、三文字の名前にしようと決めました。
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しかし、いよいよ毛むくじゃらさんを迎えることになった日にも
いくつかの候補はあったものの決定せず、迷っていました。
湯船に浸かりながら、「う~ん…う~ん…」と悩んだ挙句
お風呂から上がると同時に声を掛けました。
「あなたの名前は、かりんよ!」
先日、公園に出掛けた時、かりんを見つけて
小学校3~4年生くらいの子が2人で駆け寄ってきました。
「何て名前?」と訊かれたので、「かりんだよ」と答えると
「かりんとうみたい~」と、笑いながら連呼してくれました。
ある時は、かりんとうのかりんだったり
またある時は、花梨の木のかりんだったり。
さぁ、かりんはこの名前を気に入ってくれているかしら?

ベランダ

天気の良い午前中には、ポッカポカになるベランダ。
暖かくなると、かりんがベランダで過す時間が増えます。
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ベランダに出たいけれど窓が開いていない時は
トコトコ母さんのところにやって来て、じぃ~っと見つめながら
前脚で母さんの脚をカリカリします。
「ふむふむ…」と、かりんの要求を察知した母さんは
「ん?ベランダに出たいの?」と言葉に出してみます。
その言葉が的を得ていたら、タッタカタ~と軽い足取りで
窓のところへと母さんを先導します。
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お日様をいっぱい浴びた後のかりんの身体からは
日に干した布団のような、思わずスリスリしたくなるような
とても温かくて柔らかくて優しいニオイが漂います。
これからしばらくは、ベランダでの日向ぼっこの時間が
かりんの楽しみのひとつとなりそうです。

枕をどうぞ

「ココにこんな感じでケットを置いたら顎枕にピッタリよね~、たぶん」
そう思いながら、眠そうにしているかりんのそばにケットを丸めて置いてみると
かなりの確率で、すぐに顎をのせて眠り始めます。
「やった!」…母さんは小さな声で小さくガッツポーズです。
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母さんがケットを置く場所も、だんだんと的を得てきたのかもしれませんが
もしかすると、母さんに気を遣って顎枕にしてくれているのかしら?
気持ち良さそうに眠る姿が見たくて、つい…至れり尽くせりしちゃいます。

にんまり

いつもの散歩コースの途中には小さな公園があります。
先日、小学校の高学年くらいの女の子が2人、遊具に腰掛けて話をしていました。
「こんにちは~」と、お互いに挨拶は交わしたものの
かりんにはチラッと視線を投げ掛けただけで、あまり興味なさそうに見えたので
母さんもサッサとその場を去ろうと歩き始めました。
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すると、背後から2人の話す小さな声が聞こえてきました。
「きゃぁ~、スッゴク可愛い~!」
「うんっ、可愛い顔してたよね~♪」
耳をそばだてつつ、その場を離れながら、母さんの顔はニヤけておりました。
毛むくじゃらな我が子への褒め言葉ほど、母さんにとって嬉しいものはありません。