第二の家

この土・日は、お正月以来…約3ヶ月半ぶりに実家へ帰りました。
勿論、かりんも一緒です。
実家の門を入った途端に小走りで、まっしぐらに玄関へと向かい
足を洗う間もなく、ピョンと家へ上がってしまいました。
そして、「かりんちゃ~ん、よく来たねっ」と、手を差し出しながら迎える母に
尻尾フリフリ&耳ペッタンでの喜びよう。
また、ちゃっかりと父のそばにも座り込み、背中を撫でてもらったりして
しっかりと良い子をアピールしておりました。
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かりんを連れての帰省は今回で3度目だったのですが
少しは前回の記憶が残っていたのでしょう。
ざっと一通り、あちこちの部屋を探検しただけで
すぐにお気に入りの場所を見つけて落ち着きました。
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そして、外から帰ってきた母さんを、「お帰り~」と言いながら
まるでそこに住んでいるかのように出迎えてくれました。
母さんの実家にもすっかり馴染んでしまったようです。
さて、前回もまだまだ元気な姿を見せてくれていたクマ
今回もまた、元気で愛らしいおじいちゃんぶりでした。
冬場は乾燥するのか、皮膚の状態が良くありませんでしたが
今は前回に比べると格段に状態が良くなっているようでした。
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用足し中のかりんに近づき、無謀にもお尻をクンクンして
「何するのよっ、失礼ね!」と、怒られておりました。
それでも全くメゲないクマの姿を、頼もしく見ていた母さん。
両手でそぉ~っと抱き締め、そのニオイを感じながら
次回も元気な姿を見せてくれるようにと、心から願いました。

フード替え

現在、かりんが食べているドライフードは脂肪分が多めのスキンケアタイプ。
食べ始めてから、そろそろ1年になろうとしています。
今のフードに替える前は、同メーカーのライトタイプを食べていましたが
中身のリニューアルで卵が入ったため、現在のフードに替えていました。
体重増加が気になるので、標準より少ない量を与えるようにしていたにも関わらず
1年前は8.0キロだった体重が、最近では8.5~8.7キロあたりをウロウロ。
先日の混合ワクチン接種の時にも、「太ったね」…と、ドクターに指摘されました。
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「どうしよう?」と頭を抱えていたところ、他社のライトタイプのフードがリニューアルし
卵が入らなくなったことをドクターから教えていただきました。
そこで相談した結果、このフードに替えてみることになりました。
昨日から、今までのフードに新しいフードを少しずつ混ぜながら移行を始めました。
恒例になっている母さんのフード試食では、新しいフードはあまり脂臭くはなく
名前の通り、軽い感じのお味でした。
当のかりんは、いつもと違うニオイに鼻を左右にヒクヒクさせながらも
いつも通りに、カリポリカリポリと良い音を立てながら一気に食べています。
さて…かりんの体重に変化が現れてくるのはいつ頃でしょうか?
自分の体重管理以上に、ドキドキしている母さんです。

窮屈なクッション

かなり素敵なニオイになってきていたかりんの身体。
エステでふわっふわになり、桃尻カットもしてもらいました。
気持ちは良いけれど、それなりに疲れるらしく
帰宅してからはリビングの大好きなクッションで爆睡。
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このクッションは、かりんが7ヶ月頃に買ったものですから
そろそろ2年になろうとしています。
最初は、すんなりとその上に納まっていた身体ですが
今は上手に乗らなければ、はみ出してしまいます。
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少しはみ出しながらも窮屈そうに眠っている姿を見ていると
もっと大きいクッションが良いかもしれないと思ったり…。
しかし、足場を確保しながら何回もクルクルクルと回り
満足そうに「よっこらしょ~」と腰を落ち着ける姿は
かりんにとって、ひとつの楽しいこだわりにも思えてきました。

プレッシャー

お休みの日、隣の部屋でのんびりと眠っていたはずのかりん
鞄を用意したり、お化粧を始めたり、出掛ける母さんの気配を察知したらしく
カツカツと足音を立てながら、慌てたように部屋へやってきました。
当然、自分も一緒にお出掛けだと思っているらしく、部屋の入り口に寝そべり
目だけは母さんのお出掛け準備の進捗状況しっかりチェック。
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あんまりグズグズしていると、母さんの周囲をグルリと回って鼻先で脚をツンツンし
「早く、早くっ!」とプレッシャーをかけてきます。
玄関で寝そべりながら待っていることもありますが
こうして、母さんのそばでさり気なく…でも、しっかりと見張りながら待つことも。
この無言のプレッシャーは、かなり効果的です。

寄り道

いつもは、そこで左に曲がって家へと向かう交差点。
ちょっとだけ冒険してみようと思い、真っ直ぐに進んでみることにしました。
少し走ると目の前がパッと開け、川沿いの土手に植えられた薄桃色の桜と
こんもりとした見事な雪柳が出迎えてくれました。
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車を止めて降りてみると、川沿いに下りられるように整備され
青々と茂った草原が広がっていました。
勿論、かりんは初めての場所に大喜びで、ひたすら爆走。
おまけに、えもいわれぬ素敵なニオイを見つけたらしく
ひっくり返って、そのニオイを身体にこすりつけておりました。
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桜の花は満開を少し過ぎているようで、時折ふぅ~っと吹く風に
かりんの足元にもパラパラと花びらが舞い落ちました。
もう少しすると、桜の花びらの絨毯ができそうです。
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時には、いつもの道から少し逸れてみるのも良いものだと
そんなことを思った昼下がりでした。
かりんと一緒だと、そんな風に思える母さんでした。