吸入

かりんの寝姿にもいろいろありますが
後脚の先と顔が、かなり接近していることがよくあります。
自分の肉球のニオイを嗅ぎながら寝ているようにも見え
「やっぱり、自分のニオイは安心できるのかしら?」
な~んてことを思ったり。
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試しに、かりんの肉球が鼻先にくるように寝転がってみたら
あまりの心地良さに、母さんは気を失いそうでした。
これは…母さんでもよく眠れるに違いありません。

陽だまり

室内にできたほんの少しばかりの陽だまりを見つけ、腰を下ろしているかりん
お日様は、あっという間に姿を隠してしまうのですが
それまでの短い時間を愛しむかのように、心地良さそうにぼぉ~っとしています。
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人間も、お日様を浴びると何だか元気が湧いてくるような気分になりますが
きっと、犬も同じなのかもしれません。
生命の源でもあるお日様のパワーを、身体いっぱいで感じているのでしょう。
あらっ、何だかお日様の光とお話しているみたい。
「また明日も逢いに来てね!」…そう言っているのかしら?

四季折々

ここ半年くらい、割と頻繁に足を運んでいる土手です。
青々とした夏草が広がる頃、燃えるようなオレンジ色の枯れ草に覆われる頃
季節の移ろいと共に、様々な表情を見せてくれました。
今の時期、雪がふわりと積もった一面の雪景色を期待しているのですが
未だお目にかかれていません。
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「さぁ!走ってください」と言わんばかりの草原を見るや否や
ターボスイッチが入ったかのように疾走するかりん
その楽しそうな姿と言ったら…思わず目尻が下がります。
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「母さん、楽しいね~っ♪」
そんな表情をして見つめられると、寒さも吹っ飛びそうです。
かりんがいなければ、決して外に出ないであろうこの季節。
母さんの生活も随分変化したものです。

心のマッサージ

「撫で撫でして欲しい~」「マッサージして欲しい~」
そんな時のかりんは、前脚で母さんの手や脚をカリカリと軽く引っ掻きます。
頭は、「イイ子、イイ子」するように優しく控え目に撫で
鼻筋と顎は、コチョコチョとちょっぴりくすぐるように撫で
首筋や背中やお尻のあたりは、つまむようにマッサージします。
お陰で、母さんの撫で撫で&マッサージにも磨きがかかってきたように思います。
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気持ち良さそうに目を閉じている姿を見ていると、母さんまでだんだんリラックス。
こちらが撫でているはずなのに、こちらがマッサージしているはずなのに
何故か、撫でられているような、マッサージされているような錯覚に陥ります。
かりんに触れることで、母さんは心のマッサージをしてもらっているのでしょう。
疲れた時ほど、かりんに触れたくなる理由がわかったような気がしました。

りん・りん・りん♪

かりんの おしりは ぷりんぷりん。
かりんの おめめは くりんくりん。
かりん・ぷりん・くりん。
かりん・ぷりん・くりん。
なんだか ゆかいに なってきた。
こころが はずむ かりん・ぷりん・くりん♪
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