ランに、2匹のドーベルマンを連れた常連さんが入って来られました。
その大きくて精悍な姿を見て、感心するやら驚くやらの母さんでしたが
「大丈夫だろうか?」と、一抹の不安が過ぎりました。
入場してきたドーベルマンは、新参者のかりんに逸早く興味を示したようで
ズンズンとそばに寄って来ようとします。
その大きさに驚いたのか、かりんは走り始めたのですが
その後を追いかける・追いかける・追いかける~ドーベルマン。
そのうち、かりんに向かって大きな声で吠え始めたのでした。
その凄まじい声に、ビビッて尻尾を巻いて逃げると思いきや…。
なんと!鼻にシワを寄せながら、負けじと正面切ってガゥガゥし始めたのです。
この状態がしばらく続いたのですが、少しずつ他の犬たちも加わり始めました。
集団心理なのでしょうか?
みんなが一斉にかりんに向かって、集中砲火を浴びせてきたのです。
「こ・これはヤバイ!」焦った母さんは、首輪を掴んでランから出ようとしたのですが
犬たちがそばに寄ってきて、なかなか外に出ることができません。
かりんも精一杯ガゥガゥいっておりましたが
仕舞いには、その声が悲鳴に近いものへと変わっていきました。
やっとの思いでランの外に出た時には、すっかり意気消沈して
尻尾がダラリ~ンと下がっていたかりんです。
身体も数ヶ所突かれたらしく、他の犬の唾液があちこちについておりました。
この後、管理人さんとお茶を飲みながら、かりんが落ち着くまでお話をしましたが
母さんの足元でグッタリとなっておりました。
少々手荒い洗礼を受けてしまいましたが、これも貴重な体験です。
でも、どうかトラウマになりませんよう、忘れっぽい性格を発揮して欲しいものです。
…という訳で、母さんも焦りまくってしまい、その時の画像がありません。
事件が起きる前の、楽しそうに遊ぶかりんの姿です。
日別: 2007年11月8日
ドキドキのドッグラン -1-
秋晴れの空に誘われて、今回2度目となるドッグランへ出掛けました。
平日の昼過ぎということもあってか、到着した時にはお客さんは誰もおらず
このドッグランの犬たちが遊んでおりました。
こちらには、広いランが1つと、小さめのランが2つあるのですが
かりんは小さめのランで遊ばせていただくことにしました。
狂ったように走り回ったり、母さんの投げるボールを追っかけてジャンプしたり
それはそれは生き生きとした表情で駆け回っておりました。
しばらくすると、「こちらへ入られませんか?」と
管理者の方が広いランへ入るようにおっしゃってくださいました。
しかし、そちらにはラブラドール2匹とコーギー1匹走り回っています。
「あのぉ…うちはガゥガゥするかもしれないのですが大丈夫でしょうか?」と尋ねると
一緒にする手順・方法を丁寧に教えてくださいました。
最初、柵越しに対面させて特に問題がなかったので…。
・ かりんを小さいランに置いたまま、母さんは広いランへと移動。
・ 広いランから小さいランへラブ&コーギーが入って行き、かりんと接触。
・ 小さいランから広いランへと、みんながやって来る。
手順を聞きながらも母さんはかなりドキドキで、正直言って半信半疑でした。
そして…実際にやってみてビックリ☆
小さいランに入ってきたラブ&コーギーたちと、お互いにお尻をクンクンして
犬同士の挨拶をしているではないですか。
そこに、ガゥガゥの気配は全くなく、ごくごく自然に振舞っているように見えました。
広いランに移動してからは、ほら!この通りです。
大きなラブちゃんたちに負けじと、ラン内を所狭しと走り回っておりました。
今まで、大型犬と遊ぶ機会がなかったので、どうなることかと思いましたが
その姿を見て、ホッと胸を撫で下ろした母さんでした。
この後、ラブラドールとヨークシャーテリアを連れたお客さんが来られましたが
これまたお互いに挨拶を交わしてから、再び追いかけごっこに没頭していました。
この後、ドーベルマンを2匹連れた新たなお客さんが来られたのですが
ここで、ちょっとした事件が起きたのでした。
< 次回へ続く >