小さな陣地

慣れない場所にいると、自分の居場所が定まらずなかなか落ち着きません。
でも、先日の実家でのかりんは、早々と定位置を見つけてしまいました。
コタツのそばのお客さん用座布団の上。
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座椅子に敷いてあった座布団の上。
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あちこちに散乱している座布団類の上を、全て自分の居場所にしてしまいました。
落ち着けるようにと、座りなれたクッションを持って帰ろうと思っていたのですが
そんな心配は無用だったようです。
この小さな領域を居場所とすることで、安心感が得られるのかもしれません。
あたかも以前からそこにいたかのように、しっかり寛いでいたかりんでした。

始動

今日から、いつもの毎日が始まる母さん。
ちょっぴり長いお休みで、心身ともに伸びきってしまいましたが
こんな顔のかりんを見たら、また今年も頑張れそうな気になってきました。
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それにしても…母さん顔負けの滑稽な寝顔です。

新たな手法

母さんがパソコンに向かっている時間が長くなると
かりんは、あれやこれやの攻略法で気を引こうとします。
あららっ、今日はちょっと手法を変えたようで
パソコンを置いている机の下に入り込んで動きません。
別方向から回り込んで見てみると、何とも恨めしそうな表情。
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この後、母さんがかりんと遊んだのは言うまでもありません。
さて、お次はどんな手法でくるのかしら?

ロック・クライミング

昨年、公園にあるアスレチック遊具でクライミングを楽しみ
あれよあれよと言う間に制覇してしまい、母さんを驚かせてくれました。
どうも、かりんの前には上りたくなってしまう状況が待ち受けているようです。
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お正月に帰省した時、実家の近くの土手を散歩したのですが
土手のどん詰まりには、岩山が立ちはだかっておりました。
まさか登りはしないだろうと思っていたら
当然のことのように、涼しい顔をしてズンズン登り始めました。
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しかし、一気に駆け上がったのは良いけれど
どうやって下りたら良いのかわかりません。
しばらく思案した後、やっとのことで恐る恐る下りてきました。
リードがなければ、てっぺんまで登っていたに違いありません。
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「そこにあったから登ったのです!」
そう言っているかのような、ちょっと自慢げなかりんでした。

撫で撫で三昧

お正月、母さんの実家に集まったみんなは
かりんをいっぱいいっぱい撫で撫でしてくれました。
テレビをみながら撫で撫で、本を読みながら撫で撫で
コタツで寝転がりながら撫で撫で…。
気がつくと、いつも誰かがかりんを撫でています。
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かりんもみんなのところを次々と回りながら
優しい撫で撫でや、巧みなマッサージを堪能しておりました。
撫でてくれる人が沢山いて、さぞ満足だったことでしょう。
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家の中を犬が歩き回るなんて決してあり得なかった家ですが
まるで、以前からいたかのように自然に感じられました。
犬は苦手な父も、ふと見るとかりんを撫でています。
「寝ていたら、ツカツカとやって来て耳を舐められた」
ぼそりと言った顔は、ちょっぴり笑っているように見えました。