四季折々

ここ半年くらい、割と頻繁に足を運んでいる土手です。
青々とした夏草が広がる頃、燃えるようなオレンジ色の枯れ草に覆われる頃
季節の移ろいと共に、様々な表情を見せてくれました。
今の時期、雪がふわりと積もった一面の雪景色を期待しているのですが
未だお目にかかれていません。
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「さぁ!走ってください」と言わんばかりの草原を見るや否や
ターボスイッチが入ったかのように疾走するかりん
その楽しそうな姿と言ったら…思わず目尻が下がります。
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「母さん、楽しいね~っ♪」
そんな表情をして見つめられると、寒さも吹っ飛びそうです。
かりんがいなければ、決して外に出ないであろうこの季節。
母さんの生活も随分変化したものです。

心のマッサージ

「撫で撫でして欲しい~」「マッサージして欲しい~」
そんな時のかりんは、前脚で母さんの手や脚をカリカリと軽く引っ掻きます。
頭は、「イイ子、イイ子」するように優しく控え目に撫で
鼻筋と顎は、コチョコチョとちょっぴりくすぐるように撫で
首筋や背中やお尻のあたりは、つまむようにマッサージします。
お陰で、母さんの撫で撫で&マッサージにも磨きがかかってきたように思います。
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気持ち良さそうに目を閉じている姿を見ていると、母さんまでだんだんリラックス。
こちらが撫でているはずなのに、こちらがマッサージしているはずなのに
何故か、撫でられているような、マッサージされているような錯覚に陥ります。
かりんに触れることで、母さんは心のマッサージをしてもらっているのでしょう。
疲れた時ほど、かりんに触れたくなる理由がわかったような気がしました。

りん・りん・りん♪

かりんの おしりは ぷりんぷりん。
かりんの おめめは くりんくりん。
かりん・ぷりん・くりん。
かりん・ぷりん・くりん。
なんだか ゆかいに なってきた。
こころが はずむ かりん・ぷりん・くりん♪
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成長の証

かりんのバックに写る鉢植えのユッカ。
ホリホリしたりしてかりんに悪戯されるのを心配して
母さんが見ていない時はテーブルの上に避難させていました。
しかし、たまに避難させるのを忘れてしまった時などは
そこら中に、土を撒き散らしていたっけ~。
それが…いつの頃からでしょうか。
避難させるのを忘れても、全く悪戯をしなくなっていました。
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今まで、事あるごとに気をつけなくてはならなかったことが
気をつけなくてもよくなったのです。
これって、オトナになったということなのでしょうね。
成長した我が子を頼もしく思う反面、一抹の寂しさが過ぎります。
母さんの気持ちも…かなり複雑なのです。

待機

テーブルに食事が並ぶのを、椅子に座って待つかりん
勿論…この食事は人間用のご飯です。
もらえないとわかっていても、おかずが並ぶ度にクンクン。
「おっと!舌が滑っちゃった~」なんてことにならないように
厳しく目を光らせています。
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決して、いきなりパクッと食らいつくことはありませんが
何かに憑かれたように、宙をペロペロしたりしています。
一緒にご飯を食べているつもり…を味わっているのか
満足そうに見えるかりんです。