妹家族の帰省と合わせるため、今年はいつもより早めの夏休み。
しかし、この酷暑ですから
どこかへ出掛けようという気にもなれません。
入院しているじぃじに会いに行くのと
朝夕のかりんの散歩くらいしか外に出ることのない
極端にインドアな夏休みとなりました。
今回も、かりんの散歩につきあってくれた甥っ子。
ひとりでリードを持っての、お散歩デビューです。
結構な引っ張り癖のあるかりんなのですが
体力を消耗した散歩の後半ということに加えて
甥っ子がリードを握っていることがわかっているのか
いつになく、ゆっくりと歩いておりました。
会う度に、頼もしい成長ぶりを見せてくれる甥っ子と
シニアの域に入ろうとしているかりんとの関わり合いを見つめながら
母さんの心は、ほっこりと温かくなるのでした。
実家にて
成長?
6回目のお正月に会ってから約4か月ぶりとなった
母さんの妹一家との再会。
この春、小学3年生になった甥っ子は
またまた、ちょっぴりお兄ちゃんになっていたものの
「かりんちゃん、大好き!」は変わらないようです。
一緒に過ごした2泊3日朝夕の散歩ほぼ全てを、後になり先になりしながら
共に出掛けてくれたのでした。
これくらいの年齢の子供は苦手なかりんですが、やはり…甥っ子は別格です。
さて、この度のかりんは、今までと少しばかり様子が違いました。
今までは、母さんたちの食事が終わるまで別室に隔離していたのですが
今回は自らハウスに入り、やって来ようとはしませんでした。
体調が良くない訳でもないのに、妙に聞き分けが良くて何だか拍子抜け。
聞き分けが良ければ良いで、今度は寂しく思えてしまいます。
「ワタシだってセイチョウするのよ!」…そう言いたそうなかりんでした。
また…みっけ!
元旦の風景
今年も実家で迎えた元旦。
外は寒かったものの、比較的穏やかな天気でした。
暮れに、ばぁば一人ではできなかった場所を掃除して
ホッと一息ついたところで、散歩に出掛けました。
近くにありながら、今まで一度も行ったことがなかった
万葉の歌人が祀られた山の上の小さな祠です。
「座って!」という母さんの声など聴こえていないかりん。
それもそのはず、祠の裏手の道には雪が薄っすら。
そっちへ行きたくて、いてもたってもいられません。
祠の裏手を歩き、見晴らしの良い場所に着いた途端
突如として雪の上にへばりつきました。
お腹が冷たいだろうに、まるで雪の感触をじっくりと味わうかのように
しばらくこうやって伏せていたかりんなのでした。
向こうに見えるのは、この時期としては珍しい、穏やかな日本海。
この一年、こうあって欲しいという願いを象徴するかのような景色でした。
6回目のお正月
かりんが母さんの実家で迎えるお正月も、気がつけばもう6回目。
このうち直近2回は、じぃじが自宅にいないお正月ですが
ばぁば、そして、妹家族はいつも一緒です。
今春、小学3年生になる甥っ子とかりんの関係は、概ね平和的なのですが
私たちの食事の時だけは、かりんを別室に隔離することで
余計な心配をすることなく穏便に過ごすことができています。
今回も、妹夫婦にマッサージをたんまりしてもらって
あまりの心地良さに、始終放心状態。
甥っ子は、まだ上手くできませんが
そのうちきっと…せがまれるようになるでしょう。
そして、上手にマッサージができるようになった時
かりんは、彼を一人前と認めるのかもしれません。
『丸まりんこ♪』にピッタリの場所を見つけたかりん。
その背後から、可愛いふたつの瞳が覗いておりました。