夕方散歩始めました!

かりんです。
このあいだのにちようび、かあさんのブッブーに20ぷんくらいのって
サンポにいきました。

このこうえん…とってもひさしぶりにきたようなきがします。
ゲンキなときは、うしろのカワでジャブジャブしたっけ~。

おうちのなかでは、ひとりでちょっとあるけるけれど
おそとでは、コケたらいけないのでマエとウシロのハーネスつきです。
でも、だいぶんじょうずにあるけるようになりました。

あるけなくなってからは、ふだんのサンポはできなくなったけれど
さいきんは、ゆうがたサンポに、かあさんがすこしだけつれていってくれます。
うれしいので、「ワォ~ン♪」とおおきなこえがでちゃいます。

かあさんがシゴトからかえってくるのが、まちどおしいです。

クッシング症候群

ALP(アルカリフォスファターゼ)上昇と持続的高脂血症などがあり
食欲の亢進があること、並びに右副腎の片側性腫大が見られることから
先日の高齢健診 -2020年-で、クッシング症候群が疑われると言われました。

その確定のため、【ACTH刺激試験】(コルチゾール〈副腎皮質刺激ホルモン〉を注射し
注射前と注射1時間後の血液中コルチゾール値の変化値を測定)をしました。
注射して上昇した血液中コルチゾール値は、普通であれば注射後に正常値となるのですが
かりんの場合は正常値まで下がらず、やはり…クッシング症候群と診断されました。

クッシング症候群とは、副腎皮質ホルモンが必要以上に分泌される病気で
代謝の変化、免疫力の低下、筋力の低下などのさまざまな症状を引き起こします。
かりんに出ている症状には、以下のようなものがありました。

1. 水を飲む量が多く、尿の量と回数が多いこと。(慢性腎臓病の症状と重なりますが)
2. 筋肉が減って足腰が弱ってくること。
3. それほど暑くもないのに、ハァハァと息が荒くなること。
4. 食事を異常に欲しがること。(実際には異常とまではいきませんが)

この4つの中で、「そうだったのか」と納得すると同時にガックリきたのが4番目。
最近のかりんは食欲が出てきていたので、「よしよし」と喜んでいたのですが
どうやらこれも、クッシング症候群の症状のひとつだったようです。

すぐに悪化するという病態ではないものの
この他にも、肝機能障害・腎機能障害・血栓形成など症状は多岐に渡り
ゆっくりとではあるものの確実に進行していくそうです。

そこで、飲み薬によって副腎から出されるホルモンの機能を抑制する
内科療法が始まりました。

とりあえず2週間服用し、再度【ACTH刺激試験】をします。
そして、結果によって薬の量を調整することになるかもしれませんが
これから先、この薬を飲み続けることになると思います。

「よっしゃ、一病息災で頑張っていこう」と思っていたところなのに
図らずも「二病息災で頑張らなきゃ」になっちゃいました。
でも、これまでどおり、とことん前向きは変わりません。

慢性腎臓病とクッシング症候群…両方と上手くつき合っていきますよ!

高齢健診 -2020年-

毎年、春頃に受けることにしていたかりんの高齢健診。
ここ数か月、体調の変化に一喜一憂していたら、受診するのをすっかり忘れていました。

というわけで、昨日、今年の高齢健診をしてもらいました。
今回は、いつもの項目(体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査、超音波検査)に
尿検査と腎機能の検査が追加されました。

さて、「良いニュースと良くないニュースがあるけれど、どっちから話そうか?」
と尋ねられたなら、母さんは迷うことなく後者からにします。
でもね、今日は前者からお話しすることにします。

かりんの腎臓は萎縮が見られるものの、尿検査では尿中蛋白量はさほど多くなかったようで
このことが現在の体調維持に関わっているとのことでした。
腎臓の機能は、これまでと大きな変化はなく『ステージⅢ』のままです。
そして…ドキドキの後者です。
血液検査と超音波検査から、「クッシング症候群の可能性が高い」と言われました。
これは、副腎から出てくる副腎皮質ホルモンが出すぎてしまう病気で
確定診断には特殊な血液検査が必要なため、今週末、改めて検査することにしました。

慢性腎臓病とは、それなりに上手くつき合えていると胸を撫で下ろしたのですが
あろうことか、新たなる病気が見つかってしまいそうです。
でも、かりんも母さんも決してメゲませんよ。

ビックリ仰天

昨日の午後、母さんは自分の部屋でパソコンに向かっておりました。
その時、かりんはというと、隣の部屋のソファーの上で寝ていました。

すると、開け放ったドアから、ゴソゴソ動く気配が感じられたので
「おや、また匍匐前進で動こうとしているみたい」と思いながらも
再びパソコンに向かって手を動かし始めました。

程なくして、床を歩く時のカツカツという音が微かに聴こえた気がして
パソコンの前に座ったまま、ドアのあたりを振り返ると…。

な・な・なんと!
隣の部屋からこちらへと、歩いてくるかりんの姿があるではないですか。

結局、母さんの部屋には到達できず、★印のあたりでギブアップしましたが
一瞬、自分の目を疑ってしまうくらいのビックリでした。

適度な高さのあるソファーから下りる時、上手い具合に立位になり
偶然にも絶妙なバランスを保ちながら、歩くことができたのでしょう。

いくつもの偶然が重なってできた自立歩行だったとは思いますが
希望の光が、より強く輝いてきた気がしています。