続・変わる風景

以前は、一方が田んぼだったかりんの散歩コースも
昨年の春から住宅造成が始まると同時に変わる風景となり
あれから1年少し経ち、すっかり様子が変わりました。
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2年前の今頃は、青々とした稲が風になびく様が見られましたが
今では、あたり一面ゴロ土で覆われています。
そして、かりんが食べそうになる道端の草も、姿を消そうとしています。
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変わり行く風景も、ひとつの時の流れとして受け容れなくてはならないのでしょうが
人工物に覆われてしまうのも、やはり…ちょっぴり寂しい気がします。

慣れ親しんだこの場所が、これからどんな風景に変化していくのか
毎日の散歩がてら、かりんと見守っていきたいと思います。

爪カリカリ

いつものように、母さんがパソコンに向かっていたら
背後で、カリッ・カリカリッ★と、音がするではありませんか。
「ん~?」と思って振り返って見ると
かりんが前足の親指の爪を齧っている音と判明しました。
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かりんには爪を齧るクセ(?)があるのですが
特にこの爪は、位置的にとっても気になるようで
時折…「もうやめなさい!」と言いたくなるくらい引っ張っています。
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以前は鋭く尖っていたこの爪も、ヒマさえあれば熱心にカリカリしているせいか
適度にヤスリを入れたみたいに、先が丸みを帯びています。
「コレは、取れないのよ」と指差す先を、キョトンとした顔で見つめるかりんでした。

待つ犬

前日の大雨も一段落したようなので
昨日は、お休みになるとよく出掛ける港の近くの公園へ。

人けもないので、ロングリードにして遊ばせていたら
少し離れたところに犬の姿が見えました。
しかし、飼い主さんの姿は見えず、首輪もリードもありません。
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母さんが頭を捻っているうちに、かりんとその犬が接近☆
「げげっ!ガゥガゥしちゃう~」と焦る母さんを尻目に
追いかけごっこをして楽しそうに遊び始めました。
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接近しても、かりんがガゥガゥすることなく遊べる相手は滅多にいません。
しばらくの間、2匹は目が回るくらいあっちこっちへと走り回っておりました。
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そんな2匹の姿を見ながら、ふと、そばに置かれていた器に目が留まった母さん。
その器の下には紙が挟んであり
『迎えに来るので、連れて行かないで。』…そんな内容が書かれていました。

「どうして首輪をしていないのかな?」
「係留しておかなくても、ちゃんとココで待っていられるのかな?」
「本当に…迎えに来てくれるのかな?」
母さんの頭の中は、疑問符のオンパレードになったのですが
「迎えに来る」と書いてあるからには、勝手に連れ帰ることもできません。

かりんと、まだ遊びたそうにしている無邪気な姿に後ろ髪を引かれつつ
早く迎えに来てくださることを祈りながら、公園を後にしました。

雨の一日

今日は、朝一番でかりんを美容院へ連れて行ってキレイ・キレイしてもらい
家へと向かう頃から、ポツポツと雨が降り始めました。
そして、雨足が酷くなり…午後からはザーザー降りの大雨となってしまいました。

土砂降りの雨の音を聞きながら、何だか急に眠気が襲ってきた母さんは
ベッドに入り、思いっきり熟睡してしまいました。
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「ふわぁ~、よく寝た!」と起き上がると、まるで母さんの真似をするかのように
かりんも大きく大きく伸びをして、ゆっくりと起きてきました。

どうやら、かりんも母さんと同じくしっかりと眠っていたみたいです。
私たち…『シンクロナイズド睡眠グ♪』…してたのねっ。

じぃじ&かりん

今回、母さんの実家に着いた時、じぃじは…うたた寝中。
「来たよ~!」と興奮気味に乱入するかりんを見ながら
母さんは面白半分で放置したのですが
案の定、かりんは尻尾をフリフリで、じぃじの顔をペロリン。

寝ぼけ眼のじぃじは、今ひとつ状況がわからないまま
かりんが舐めた辺りを、しきりに手で拭っておりました。
そんな、じぃじを見ながら、思わず吹き出しそうになった母さん。
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じぃじは数年前から病気を患っており
自分の思うように、手を自由に動かすことができません。
それでも、非常にぎこちない動きではありますが
そぉ~っとかりんを撫でようとしてくれます。

その少々怪しげな動きに、ちょっぴり警戒しながらも
かりんは大人しく座って、されるがままになっています。
決して犬好きというわけでもない(むしろ苦手な)じぃじと
何故か、じぃじに魅了されるかりん
この組み合わせが、不思議でたまらない母さんです。