服薬で一苦労

かりんクッシング症候群の薬はカプセルです。
胃腸内で徐々に溶け出すことで、充分な効果を発揮してくれるため
このまんま「ゴックン!」してもらわなければなりません。

以前のかりんなら、あまりモグモグすることなくご飯を食べていたので
ご飯の中にカプセルを紛れ込ませても、飲んでくれていたと思います。
でも、今は少し違っていて、異物だと認識すると警戒して食べなかったり
執拗にカミカミしようとするのです。
ですから、強制的に飲ませることにしています。

1. 上顎を持ち上げるように、できるだけ上を向かせて口を開ける
2. 喉の奥、舌の真ん中に薬を置き口を閉じる
3. 口を閉じたらそのまま押さえ、喉元を撫でて飲み込ませる

上手くいくこともあるけれど、口の端からカプセルが出てきて大慌てすることも。
困り果てて、ネットであれこれ調べていたら「試してみよう!」と思える
とても簡単なことが書いてありました。

それは、上記の3.で口を閉じた後、鼻にフッと強く息を吹きかけるのです。
念には念を入れて、母さんは3回くらい繰り返し息を吹きかけていますが
今のところ、成功率はほぼ100パーセント。
おそらく、鼻に息を吹きかけれられたことに気を取られてしまうので
口の中に入れられた薬を、うっかり飲み込んでしまうのでしょう。

フッフッと息を吹きかけられたかりんは、ビックリ顔で母さんを見ますが
「ごめんごめん~」と言いながらも、内心は「よっしゃ!」です。