くつろいでいる時に名前を呼ぶと、こ~んな顔でこっちを向くかりん。
何かに顔を押しつけたままでいると、こんなヘンな顔になってしまいます。
いつもは控え目に引っ掛かっている上唇も、今日は豪快に捲れ上がっています。
立派な犬歯に、しばし見惚れてしまいます。
その気になれば何でも噛み砕いてしまうことのできる鋭い歯ですが
母さんの手に歯を立てることはありません。
遊んでいる時に勢い余って歯が当たると、「あっ…ごめんなさい」とでも言うように
ササッと身を引いて、上目遣いに母さんの顔色を窺います。
この鋭い歯さえも、母さんにとっては愛しいかりんの一部です。