可愛さそれぞれ

長座布団で心地良さそうに寝ている、どっしりとしたかのんの後ろ姿。

ふと、昨年買った手乗り柴犬の等身大が、そこにいるかのような錯覚に陥りそうでした。

前に回り込むと、後脚と前脚をコンパクトに畳んでうつらうつらしていました。
「ん?これはどこかで見たような…」

懐かしくって愛おしくってたまらないかりんの寝姿によく似ていて
かりんが降臨したのかと思ってしまいました。

かりん:3歳>


でも、かのんは脚が短いせいなのか、身体が硬いせいなのか
かりんみたいに鼻の先あたりまで、後脚が余裕でグィーッと届いていないし
毛色が焦げすぎているから、どうやってもかりんの優雅さには到底及びません。

と、散々こき下ろしておりますが、四肢の短さや身体の硬ささえも魅力になってしまうから
可愛と感じる基準というのはそれぞれで、きっと、それが良いのでしょうね。

黄金色

今日のかのん地方、最高気温が22.0℃まで上がりました。
あと1週間ほどで師走になるというのに、上着いらずの一日でした。

午前中、部屋に射し込む日光を浴びて、思わずうとうとするかのん
今にも上瞼と下瞼がくっつきそう。

かりんなら、こんな日はベランダに出て日向ぼっこをしたり
窓際で外を眺めたりして過ごしたと思いますが、かのんは長座布団の上でくつろぎます。

冬の柔らかい陽射しを浴びて、ほわほわと黄金色に輝く柴犬の赤毛が大好きです。
かのんは、ちょっと焦げ気味の黄金色だけどね。

あれから2年

かりんが旅立ってから2年が経ちました。
たった1年の違いではありますが、昨年の11月5日と今年の11月5日とでは
かりんを思い出す時の気持ちが明らかに違う気がしています。

旅立ってからしばらくは、母さんが思い出すのは寝たきり状態のかりんばかり。
元気だった頃のかりんは、介護状態のかりんで上書きされてしまったような感じでした。
その後、かのんを迎えてからは、目の前にいるかのんとの時間は少しずつ進みつつありましたが
やはり…かりんの思い出は介護のことが多くを占めていました。

しかし、今春あたりから、ふと思い出すかりんの姿が
変わってきたような、そんな気がしています。

今はかのんの行動や仕草を見て、「かりんは○○だったなぁ」
と、懐かしく思い出すことが多くなりました。
そして、そこには元気だった頃のかりんがいます。

かりん:13歳>

また、昨年の今頃は、かりんの記憶が薄らぎつつあるようで
焦りと申し訳なさとを感じていましたが、今はもう違います。
だって、元気だった頃のかりんをちゃんと思い出せるから。

かりん:14歳>

愛しのかりん♪
やっぱりあなたは、母さんにとって超絶可愛いワンです。
そして、今そばにいてくれるかのんにも感謝!

ワン・ワン・ワンの日

かりんです!おひさしぶりです。
みなさんおげんきですか?

ソラグミのワタシは、こ~んなヘアスタイル(?)になっています。
…というのはウソですけどね。

さて、きょうは、ワタシのたんじょうび。
もうソラグミさんになったから、ほんとうはあんまりカンケイないけど
かあさんたちがおもいだすだろうから、とうじょうしてみました。

いまのワタシはもうトシをとらないから、ゲンキなころのまんま。
だから、かあさんたちのココロのなかでも、このまんまでいさせてね。

ワン・ワン・ワン!きょうはイヌのひ。
そして、ワタシのたんじょうび。

ローソファーで昼寝

母さんの部屋に置いてある、かのん専用の長座布団の上で寝転がっていることはあっても
Kちゃんの部屋にあるローソファーの上で昼寝をすることはなかったかのん

日中、Kちゃんの部屋では、床に敷いてあるカーペットの上で控えめな感じで寝ています。
かりんみたいにローソファーの上で寝たらいいのに…と、いつも思っていました。

ところが、最近、ローソファーの上で昼寝をする姿を目撃するようになりました。

少し肌寒くなってきたことや、家の中のいろいろなものにだんだん慣れてきたことで
ローソファーの心地良さにやっとこさ~で気づいたようです。

「いいぞ、いいぞ!その調子」なんて思いながら、母さんは眺めています。