時間を少し遡りますが、今月最初の日曜から数日間
かりんの体調が今ひとつ優れませんでした。
最初の日は、下痢が数回続いて食欲がなかったのですが
病院が休診日だったので、緊急を要するのか散々悩んだ挙句
一日様子を見ることにしました。
翌日からは、ご飯も普通に食べて元気に過ごしていたので
大丈夫だろうと、病院へ行くのはとりあえずやめました。
しかし、それからも緩い状態の便が5日ほど続いたため
結局、病院に連れて行くことにしました。
その原因として、腎臓の機能低下による腸内環境の悪化を
ドクターは挙げられました。
そう…かりんは2年前の高齢健診時にクレアチニン値(CRE)が高く
その後も、同様の状態が続いていたので要観察状態でありました。
哀しいことに、一度低下した腎臓の機能は回復しません。
ですから完治は望めませんが、腎臓の負担を少しでも軽くするため
サプリメントを飲むことになりました。
このサプリメントの成分は、乳酸菌などの善玉菌の栄養となります。
善玉菌は増殖する時に老廃物である窒素物を利用するので
消化管内の老廃物を減らし、腎臓への負担を軽減するそうです。
そして、サプリメントを飲み始めてからはその効果が出たようで
便も良い状態に戻りました。
かりんの腎臓の機能低下は加齢によるものであり
進行の速さの違いはあれ、避けては通れないものなのでしょう。
どこか、「まだまだ元気!」と高を括っていたところもあったので
今回、かりんの身体の年齢を再認識することとなりました。
でも、現状を知って思った以上にショックを受けた半面
これから気をつけていかなくてはならないことが具体的にわかり
これはこれで良かったと思いました。
かりんの腎臓さん、できるだけ負担を減らすよう努力しますから
まだまだ頑張ってください。
病院
高齢健診 -2018年-
今年も、かりんは高齢健診を受けました。
体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査、超音波検査。
それらの結果についての、ドクターの所見を伺ってきました。
コレステロール値や肝臓の数値は、相変わらず標準超えで
特に肝臓の数値は、驚くほど跳ね上がっておりました。
しかし、超音波検査でも肝臓に異常は認められず
結膜炎の治療のため、ステロイド剤を服用した後だったため
おそらく、その影響であろうとのことでした。
また、昨年の健診で確認された膀胱内の結晶性浮遊物。
ドクターは、その後を心配しておられたようですが
驚いたことに、すっかりキレイになくなっておりました。
が、しかし…思いがけないことが発覚。
脾臓が著しく腫れて大きくなっておりました。
今すぐどうこうなるという重篤なものではないようですが
これについては、ドクターからの説明や提案などがあり
少し様子を見ながら考えていこうと思っています。
さて、健診を受けた後はいつも、しばらく挙動不審になるかりん。
今回もそうでしたが、今までよりちょっぴり回復が早い気がします。
我が家に帰り、ベッドの上でうつらうつら…。
身体を横たえてリラックスすれば良いのに~と思うのですが
このままの体勢で舟を漕いでおりました。
かりん、お疲れさん!
高齢健診 -2017年-
かりんがシニアと呼ばれる年齢となった2012年以降
毎年、2月~4月頃に受けることにしている『高齢健診』。
3月18日、いつものように昼前にかりんを病院へ連れて行って預け
午後の診察が始まる頃に迎えに行き、検査結果を聞きました。
体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査、超音波検査の結果
コレステロール値や肝臓の数値は、相変わらず標準を少し超えていましたが
まぁ~、これは想定内。
しかし、今回初めて標準を超えてしまった項目が一つありました。
それは…クレアチニン値(CRE)です。
一般的に、この値だけ見ると腎臓の疾患が疑われると言われました。
ただ、同時に血中尿素窒素(BUN)の値も高くなるそうで
今回の検査結果では、CREだけが基準超えでBUNは正常範囲内でした。
今回の検査の結果を踏まえ、近いうちに尿検査をして
1か月後くらいに、再び血液検査をすることになりました。
さて、この度も、病院へ迎えに行った母さんを見事にスルーして
「お~い、ひとりで帰るんか~い?」と、ドクターに突っ込まれたかりん。
毎度のことなので、そんな姿にもすっかり慣れてしまいましたけど。
帰宅してしばらくは、こ~んな顔をしておりました。
苦手な病院に数時間預けられ、おまけにあれこれと検査をされたことで
「心ここにあらず & 文句たらたら」の表情です。
「ごめんね…」と謝りながらも、かりんのために必要なことだと信じているので
心を痛めつつも、母さんは見ないふりをします。
高齢健診 -2016年-
2月8日、毎年受けることに決めている高齢健診に連れて行きました。
検査当日の朝は絶食。
毎度のことながら、朝ご飯をもらえない理由がかりんにわかるはずもなく
「ご飯は?」と訴えるように見つめられると、なかなか辛いものです。
体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査、超音波検査の結果
昨年と大きな変化はなく、とりあえず胸を撫で下ろしました。
コレステロール値や肝臓の数値は、相変わらずの標準超えでしたが
肝臓の数値については若干の改善が見られました。
病院へ迎えに行くと、母さんの姿を見て一瞬嬉しそうな表情をしたものの
「ココに長居は無用!」とばかりに、玄関に向かってグイグイ進もうとします。
我が家へ向かう車の中でも、何となく余所余所しい表情でこちらを見ており
帰宅してからも、そんな状態がしばらく続きました。
やっとこさ~いつものかりんに戻ったのは、2日後あたり。
何だか訳のわからないことをされたという、良くない記憶が薄れるのに
それだけの時間が必要だったのかもしれません。
ちょっと可哀想な気持ちにもなりますが、元気で長生きして欲しいから
これについては…母さんはググッとガマンします。
母さんを見て、ごろんた~ん♪したかりん。
お腹の一部の毛が短くなっているのは、超音波検査のために毛を剃った名残。
そんなかりんのお腹を見ながら、今、元気でいられることに感謝しつつ
これから先も、そうあって欲しいと願うのでした。
高齢健診 -2015年-
不意の絶食に、ほぼ諦め状態のかりんを昼前に病院へ連れて行きました。
検診は、午前の診察が終わり、午後の診察が始まるまでの間にされるので
病院で数時間の預かりとなります。
病院嫌いのかりんなので、病院での滞在時間を少しでも短くしようと
午後の診察が始まると同時に迎えに行き、結果の説明を受けました。
体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査、超音波検査に加え
途中でチビってしまったついでに、尿検査もしていただいておりました。
結果は…相変わらず、コレステロール値や肝臓の数値は標準超え。
尿の数値にも、ph(ペーハー)や尿中タンパクの異常が見られ
数値だけを見ると膀胱炎ですが、細菌や結晶によるものではない
突発性(原因不明)膀胱炎とのことでした。
以前にも同じような検査結果が出ていて、尿の異常所見が続いているため
今後、腎臓機能のチェックを行ったほうが良いと言われました。
以前から数値が高い傾向にあった肝臓については気に留めていましたが
加えて、腎臓についても気に留めておく必要が出てきました。
食欲不振と多飲多尿が見られ始めたら、気をつけなくてはいけないそうです。
まだまだ元気だと思っていたので、正直…少しばかりショックでした。
でも、気をつけるべきことがわかって、良かったと思わなくっちゃね。
ふと気づくと飼い主を追い越し、そして、数倍の速さで年齢を重ねていく姿に
「ずっとずっと一緒!」という気持ちを更に強くした、母さんです。