今までのように、立ったままご飯が食べられなくなったので
伏せをしたかりんの口が届くところへ食器をもっていきます。
確実に食べてくれるのなら、缶詰やサプリなどすべてを混ぜたものを
ドーンと置くことができますが、それもできません。
というわけで、それぞれを盛った『かりん御膳』ができました。
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これに盛ると…
ある日の一食分が、こんな感じです。
「たったこれだけ?」と思われるかもしれませんが
これでも、一度にすんなり食べてくれることはありません。
食器を近づけても、「ふんっ」とそっぽを向くことが何度もあります。
でも、少し間を置くと、パクパクと勢いよく食べ始めたりします。
そして、気を良くした母さんが、いそいそと『おかわり』を用意すると
手のひらを返したように、再び見向きもしなくなります。
最初にそっぽを向いたところで、「もう、いらないんだ」と諦めると
かりんの食事は、そこで終わってしまいます。
ですから、少し間を空けながら食べさせる…の繰り返しです。
最近の母さんの気分は、かりんの食べっぷりに大きく左右されます。
『かりん御膳』を、あっという間に完食!してくれたらいいなぁ。
お正月 2020
ほぼ毎年、お正月にも帰省してくれている妹家族ですが
甥っ子が高校受験を控えているため、今年は会えませんでした。
ですから、今年のお正月は、いつもの顔が並ぶ静かな時間となりました。
今までは、かりんの散歩のため公園へ出掛けたりしていましたが
哀しいかな、歩くための外出は必要なくなってしまいました。
でも、年始の挨拶を兼ねて紙漉き女房さんご夫婦の工房へ。
これまでのように、立ってはいられないかりんのために
工房の作業台の上にケットを敷いてくださいました。
和紙の猫ベッドでくつろぐちょびちゃん&ぶんちゃんの横で
ご主人に優しく撫でてもらいながら、なかなかのご機嫌顔です。
そうそう、最初にかりんの姿を見つけたぶんちゃんが
ササッと近寄ってきて、かりんの耳の中を念入りにクンクン。
そのうち、毛づくろいが始まるのでは?…と密かに期待しています。
大好きな人たちに会おう!
2020年の目標のひとつを、いきなり達成しましたよ~。
☆ 謹賀新年 2020 ☆
あけましておめでとうございます!
新しい年を迎えることができて、心の底から嬉しいと感じたのは
もしかすると、初めて…かもしれません。
母さんにそう思わせてくれたのは、勿論、かりんです。
今年も、我が町の桜を見に行こう!
今年も、ハーブ園にでかけよう!
今年も、大好きな人たちに逢おう!
かりんと母さんたちの、今年の目標です。
そのためにも、一日一日を大切に重ねていくこと!です。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
怒涛の1年
2019年は、我が家にとって大きな変化の年でもありました。
平成から令和にかけてのかりんの体調不良に始まり
11月あたりから、歩くことが困難になってきました。
そして、12月に入り、あれよあれよという間に介護生活がスタート。
「かりんは、16歳くらい楽勝!」
何の根拠もなく、今までそんなふうにお気楽に構えていた自分が
腹立たしく思えてなりませんでした。
でも、今は、かりんのオムツを替えたり、ドキドキご飯を準備したりと
決して楽ではないけれど、より強く深く関わっている実感があり
そんな時間をもらえたことに心から感謝しています。
今年最後の1枚は、母さんもかりんも大好きなBigなMountainを
いつもの土手とは違う場所から臨みます。
幾度となく目にしているBigなMountainではありますが
今見ているこの姿は、この瞬間だけのものです。
かりんと過ごすこれからの時間も、その一瞬一瞬を大切にして
今まで以上に、そのすべてを愛しんでいきたいと思います。
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明日から数日、かりんと一緒に実家へ帰ります。
年末のご挨拶は、失礼させていただくことになりそうです。
みなさま、どうか良いお年をお迎えください!
オムツデビュー
約1週間前、オムツデビューしたかりん。
犬用にするか、人間用に尻尾の穴を開けるか…など
介護を経験された先輩方に、いろいろとお話を伺いました。
その結果、とりあえずオムツというものに慣れるために
そのまま使える犬用オムツを使うことにしました。
自由に動けないこともあってか、当初から抵抗なくはいてくれて
きちんと用足しできています。
ただ、チーが出た時にちょいと鳴くのは、トイレシートの時と同じ。
その度にオムツ交換していると、消費量が凄いことになるので
2回くらいは、そのままガマンしてもらいます。
その代わり、1日に一度はお尻周りを洗っています。
今は犬用を使っていますが、これから使い続けることを考えると
尻尾の穴を開ける手間はあるけれど、コスト面から人間用になりそうです。
どのブランドにするか、サイズはどうするか、只今検討中です。
オムツデビューすると、本格的に介護が始まった感じがあります。
でも、オムツをはいたかりんは、介護をしていると言うよりも
人間の赤ちゃんみたいで、思わず顔がほころびます。