一昨日の夜、そろそろ寝ようと母さんが思っていたら
ベッドで丸まっていたかりんがムクッと起きて、辺りをキョロキョロし始めました。
しきりと天井を見上げていましたから、きっと虫を見つけたのでしょう。
気にせず、そのまま灯りを消してベッドに入りましたが
部屋をカツカツと歩き回る足音はしばらく聞こえ、やっと静かになりました。
様子が気になり灯りを点けると、部屋の中にかりんの姿はなく
寝室に続いている納戸の隅っこの冷たい床の上で、丸くなっていました。
その姿があまりにも心細げで、思わず抱っこしてベッドへ連れて入りました。
横になった母さんは、掛け布団に半身を入れながらも座ったまんまのかりんに
「大丈夫、大丈夫!」と声を掛けながらマッサージをし続けたところ
だんだん身体の力が抜けて、母さんの隣にゴロンと身を横たえました。
そして…母さんの首にそぉ~っと顎を乗せてきたのです。
布団の中で横になったこと自体が驚きだったのに、何てことでしょう。
スースーと音をたてるかりんの心地良い寝息を間近で聞きながら
母さんが至福の時を過したのは言うまでもありません。
かりんの寝息と、母さんの呼吸がシンクロしてしまいそうでした。
思わぬ出来事があまりにも嬉しくて、眠ってしまうのが勿体なくて
昨日はちょぴり寝不足の母さんでした。
砂浜にて
昨日は朝から青空が広がり、気温も比較的高めで穏やかなお天気でした。
いつもアスレチック遊具のクライミングを楽しむ公園よりちょっと遠くに位置する
海沿いの公園へと出掛けてみることにしました。
冬場の貴重な晴天を満喫しようと、沢山の家族連れで賑わっていましたが
芝生が敷き詰められ、思った以上に整備されたキレイな公園内の様子を見て
「もしかして…犬はダメかな?」と不安になってしまった母さん。
でも、「犬のフンは持ち帰りましょう!」という看板を見てホッとしました。
公園から少しだけ道を逸れると、すぐそこには日本海が広がっています。
初めての砂浜に、爆走スイッチON☆になってしまったかりん。
いつもと違う足元の不思議な感触を楽しむかのように、走り回っていました。
まさか、真冬に砂浜へ出掛けることになろうとは、全くの予定外だったので
季節はずれの砂浜を、母さんも楽しませてもらいました。
こうした思いがけない散歩は、かりんがいなかったらあり得なかったでしょう。
早く・早く
お休みの日、母さんがゆっくり着替え始めると
お出掛け気分満々で、部屋からサッサと出て行くかりん。
でも、母さんが一緒に来ないと、ドアの外から様子を窺います。
「まだぁ?」手間取っている母さんを促します。
それでもまだ、なかなか準備ができないでいると
プレッシャーをかけるように母さんの足元をグルリと一周し
部屋の外へ出て行きます。
これを2~3回繰り返したところで、母さんの準備が整いました。
「ワタシはいつも準備OKなのに、母さんってば遅い!」
そんな、かりんのつぶやきが聞こえてきそうです。
デリケート
先日、胃酸過多と診断され薬を飲ませたところ、嘔吐はすっかりなくなりました。
しかし、元気はあるにも関わらず、フードを半分以上残すようになってしまい
昨日の「お出掛けは?」…予告どおり病院へのドライブとなりました。
「この子は、決して内臓が弱いということではなく、心身とも過剰反応をしてしまう
良く言えばデリケート、悪く言えば過敏なのだと思う。」
と、ドクターはおっしゃいました。
確かに、身体面では昨年夏に大騒ぎした湿疹事件がありますし
精神面では食事中に気が散るようなことがあると、食事を中断してしまったりと
思いあたることは、あれやこれやあります。
最近でこそ、「食べてくれない」という心配をすることはなくなっていましたが
1歳過ぎまでは、完食することが少なくて食事の度にヤキモキしていました。
ちょっと悪戯っぽい表情で、ドクター曰く、「食欲が出る良い方法があるよ。」
「えっ?そんな方法があるのですか?」と私。
「もう1匹飼う!」…な・なるほど。
お出掛けは?
さぁ、待ちに待った週末…それも3連休がやって来ました。
しかし、お天気は良くなさそうです。
出掛けようにも、天気が良くないと気分も乗りません。
こんな日は、お家でまったりするに限ります。
大あくびをするかりんを見ながら、のんびりすることにしましょう。
でもそのうち、「お出掛けしよう!」と誘ってくるに違いありません。
さて、経過報告と今後についての相談に、病院へ出掛けようか?
「ド・ドキッ☆」