発掘

かりんのオモチャ籠にはボール系のオモチャが、あれやこれや入っています。
いち・に・さん…と数えたら、七つも種類がありました。
その中でも、毎日のように遊んでいるお気に入りはあるのですが
時として、籠の底に埋もれていたものを久々に発掘することがあります。
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「コレ、何だっけ?」と不思議そうに眺めたり、ペロペロしたり、クンクンしたり
どうやって遊ぶのかを思い出そうとしているみたいに見えちゃいます。
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でも、最終的には…やはりガジガジに辿り着くようです。
キュッキュ☆と良い音をたてながら、コングを齧るかりんは半分トランス状態~。
久し振りに日の目を見ることのできたコングが、ちょっぴり嬉しそうに見えました。

甘い・甘~い

かりんのしつけに関して
母さんが、「ちょっとマズかったかな?」と思うことのひとつが
食卓の椅子に座ることを許してしまったことです。
椅子を引くと、ササッとやって来て当然のようにチョコンと座り
食卓におかずが並ぶのを根気強く待っています。
舌をペロペロしながら、鼻をヒクヒクさせながら
じわじわとさり気なく、おかずに接近することはありますが
いきなりパクッと食いついてしまうことはないし
「まぁ…いいか」という安易な気持ちで許しています。
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食事中も、母さんが座っている椅子の後の隙間に入り込み
脇の間からグイグイグイ~ッと顔を出して
「ねぇねぇ、何を食べてるの?」と様子を伺っていますが
その様子が何とも可笑しくて、ついついそのままに。
かりんの食に関してはとってもとっても厳しくしているのに
他のところでは、かりんの好き勝手にさせている母さんです。
でも、これでバランスが取れている…のかも?

時は巡り

先日の日曜、あまり沢山の時間がなかったので
車で15分程の近場の公園へと出掛けました。
桜の時期に出掛けて以来なので、約1ヶ月半ぶりです。
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公園の中に足を踏み入れた途端
辺り一面に咲いているキンケイギクに目を奪われました。
そう言えば、昨年の今頃も花いっぱいになっていたよね~、かりん
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ああ…あれからもう1年が経ったのです。
昨年の記事を読み返しながら、ほんわかとした懐かしさに包まれました。
今年もまた、昨年と同じ花いっぱいの景色をかりんと一緒に見られたこと。
無邪気に走り回る姿を見ながら、母さんは心から感謝しました。

泥遊び

昨日は天気が良かったので、母さんが庭の草取りをしている間
ロングリードで、かりんを玄関の横に繋いでおくことにしました。
最初は、土の上を歩いているダンゴムシをじっと見ていたり
そこらの草を齧ってみたり、比較的大人しくしていました。
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しかしそのうち、地面を鼻でふんふんし始めたかと思うと
突如として穴掘りスイッチがONになってしまい
辺りに泥を豪快に撒き散らしての穴掘りが始まりました。
家の中では決してできない遊びに夢中になり
鼻の頭やお腹など、あっちこっち泥まみれになりました。
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時には、思いっきり泥遊びをさせるのも良いかもしれません。
いつもと違った楽しい遊びに満足した様子のかりんでした。

変わる風景

かりんの散歩コースでもある住宅地の横には田んぼがあります。
春の田植えに始まり、夏には風になびく緑の波、そして秋には頭を垂れた稲穂。
そんな風景を、かりんと共に見て、感じて、味わってきました。
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しかし、この田んぼを埋め立てて住宅地になるという情報が
今年に入ってから知らされました。
ですから、この春は田植えはされずそのままになっていました。
先月あたりから埋め立てが始まり、景色が変わり始めました。
行き場のなくなったカエルたちが、嘆くように鳴いています。
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黄金色に染まる稲穂を眺めながらの夕日の散歩もできないし
今までのように、畦道に生えている草をクンクンすることも
思う存分の用足しもできなくなります。
「何だか淋しいなぁ…」
そんなふうに思っているのは、母さんだけではないでしょう。