父とかりん

まだまだ元気で頑張ってくれているクマを、フィラリアの検査に連れて行くため
昨日は、日帰りで実家へと出掛けました。
かりん同伴での帰省は今回で4回目となります。
実家に帰った時のかりんの様子で、いつも不思議に思うことがあります。
それは、「かりんちゃん♪可愛いねぇ~」と言いながら可愛がってくれる母よりも
犬が苦手な父のそばに行こうとすることです。
父の身体をクンクン・クンクン…そして、徐に顔を舐めようとします。
しかし、父にとっては犬に顔を舐められるなんてとんでもないことですから
首輪を掴み、一定距離まで遠ざけようとします。
それでも何故か、かりんはしつこく顔を近づけようとします。
そんな攻防が続いた後、思いっきりごろんた~んと寝転がりました。
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父の横に、しかも家の中で、こうして犬が寝転がっている光景なんて
一体、家族の誰が想像できたでしょう。
きっと、一番驚いているのは父自身に違いありません。
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相手から積極的にやって来られるのが苦手なかりんですので
父の、決して自分からは犬に近づかないという接し方が
ツボにピタッとはまったのかもしれません。
ちょっと不思議で面白可笑しい、父とかりんの関係。
これからの動向に目が離せない母さんです。

今日は朝から、気持ちの良い青空が広がる梅雨の晴れ間となりました。
今の時期、ベランダでお日様を浴びるのは、かりんにとって「最高のひととき~♪」
顔に映る影は、お日様を浴びる位置によって微妙に違ってきます。
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以前の日向ぼっこでは、顔に丸々な網目が映ってポップな感じでしたが
今朝は、中途半端な縞々模様になっています。
何だか…間の抜けた弱っちいトラさんみたい~。

確かなこと

初めて出逢った頃の、ふわふわなぬいぐるみのような仔犬のかりん
身体はほぼオトナになったものの、まだまだ悪戯三昧だった1歳のかりん
母さんを悩ませた悪戯も陰を潜め、かなり落ち着いてきた2歳のかりん
「一番可愛いかったと思うのは、いつですか?」と訊かれたならば
母さんは迷うことなくキッパリと答えることでしょう。
「今です!」…と。
そしてそれは、1ヶ月後も1年後も、10年後も変わらないという確信があります。
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母さんの年齢を追い越してしまい、ヨボヨボのおばあちゃんになったとしても
きっと、母さんにとってはその時のかりんが一番可愛く、愛しく思えるのでしょう。
これから先、何年もの長い時を一緒に過しながら
お互いを想う気持ちは無限に膨らみ続けるのかもしれません。

家にやって来た時のかりんは4ヶ月足らずということもあって
仔犬特有のほわほわ&ぽってりとした、何とも触り心地の良い耳でした。
以前、実家にいた柴犬たちは、3~4ヶ月の頃の厚みのあった耳が
オトナになると薄くなり、ほわほわ感が減ってしまったという記憶があったので
かりんのこの愛らしい耳も、感触が変わるのだろうと覚悟していました。
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しかし、その感触には、殆どと言って良いくらい際立った変化はなく
今でもかりんの耳は、ほわほわ&ぽってりです。
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この耳…母さんは「はむっ☆」としてしまいたいくらい大好きで
指でそっと撫でたり摘まんだりして、感触を味わっています。
これからも、このまんまの、ほわほわな耳でいて欲しいなぁ~。

少しずつ

かりん社会勉強も、2週が終わりました。
昨日は激しい雨のためお休みとなったので、7回の通園が終わりました。
お休みの日の朝も、家の前を通る車のエンジン音にピクピクと耳をそばだて
訓練士さんの姿が現れるのを、今か今かと待っています。
「今日はお休みだから、先生は来られないよ」という母さんの言葉も
行く気満々のかりんには聞こえないようです。
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最初は訓練士さんの小脇にヒョイと抱えられ車に乗せられていたかりんでしたが
先日は、お迎えの車へと自分からスタスタと小走りで向かいました。
「あらっ」…訓練士さんと母さんは、思わず顔を見合わせて笑っちゃいました。
脇目もふらず、後ろも振り返らず車に乗り込む姿に一抹の寂しさを感じながらも
ちょっぴり頼もしく、嬉しく思えたのでした。
かりんの中で、少しずつ少しずつ変化が起き始めているのかもしれません。
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今日は小雨の降る休日となっています。
平日、刺激的な時間を思う存分過しているかりんは、ちょっぴり退屈そうです。
雨の止み間を縫って、スペシャル・バージョンの散歩に出掛けようかな?