隣の部屋にいるかのんが、母さんの部屋へトコトコやって来るのを
名前を呼びながら、スマホのカメラを構えて待ちました。
すると…やって来ましたよ~。
時折シャッターを押しながら、ずーっとスマホを構えたまんまで
しばらく知らんぷりをして様子を見ておりました。
…が、これ以上、知らんぷりはできそうにありません。
「かりん」と「かのん」の まったりな日々
隣の部屋にいるかのんが、母さんの部屋へトコトコやって来るのを
名前を呼びながら、スマホのカメラを構えて待ちました。
すると…やって来ましたよ~。
時折シャッターを押しながら、ずーっとスマホを構えたまんまで
しばらく知らんぷりをして様子を見ておりました。
…が、これ以上、知らんぷりはできそうにありません。
かりんがそうだったので、犬の胴体はほぼ円柱状だと思っていたけれど
かのんの場合、背中がえらく平べったいのです。
立っている時なんて、平らな部分がなんだか余計に広く見えてしまい
小さなテーブルになりそうな気がしてきます。
肩幅(?)が広く、とってもボリューミーな後ろ姿。
思わず、すがりつきたくなっちゃいます。
平らな背中を持つ、蓄えたっぷりな【むちころ】ボディ。
これは、かのんのチャームポイントと言っても良さそうです。
その姿を目にした瞬間、思わず「可愛い~♪」という言葉が口からこぼれ出てしまうような
そんな可愛さを備えていたのが、かりんでした。
アンダーコート多めの毛は柔らかくもふもふ、魅力的な【ぷりケツ】の持ち主でもありました。
しかし、その見た目のイメージとは裏腹に、好意的なお友だちにもほぼ間違いなくガゥガゥ☆
人に対しても、決して愛想は良いほうではありませんでした。
「ひとりでヘイキだもん」って感じで自立心が強く
母さんたちにさえ、ベタベタ甘えてくることはほとんどありませんでした。
性格的には非常に和犬らしい、クール・ビューティーな犬でした。
さて、かのんは…どうでしょう。
どうしてもかりん基準で見てしまうので、見た目はお世辞にも可愛いとは言えません。
顔はあか抜けない泥臭さがあって、身体は小ぶりな割にがっしりしていて四肢は短め。
アンダーコートは少なめで全体的に毛はペタンと寝ているので、もふもふ感はありません。
ご同類が大好きで、散歩中に姿が見えようものなら無邪気に近づこうとします。
そのくせ半端なくビビリで小心者。
あらゆる音や物に、「そこまでビビらなくても~」ってくらい過剰に反応し怖がります。
ビビリ故なのか、母さんたちがそばにいると身体をピタッとくっつけてきます。
やることなすこと何とな~くどんくさくって、常にツッコミどころ満載な感じです。
かりんとかのんをスイーツに例えるなら、綺麗にデコレーションされたショートケーキと
こんがり焼けた大判焼き。
ほぼすべてにおいて、かりんの対極にあるのがかのん…と言っても過言ではありません。
でも、それぞれにそれぞれの良さがあって、母さんはふたりとも大・大・大好き!!
月日を重ねるとともに、呼び名は変化したり新たに生まれたりします。
かりんも、本当の名前とは程遠い呼び名がたくさんあったっけ。
かのんは…というと、まだそれほどたくさんの呼び名はありませんが
今一番好んで使っている呼び名は、【かのちゃん】や【かのちん】。
それと、呼び名ではないけれど、かのんを撫でながら「【むちころ】だねぇ~」と言うのが
母さんの中でのちょっとした流行りです。
皮下脂肪を蓄え…かと言って弛んでいる感じではなく、むちむち・ころころしているかのん。
丸太ん棒のようなボディですが、どちらかというとブロックのハムみたいです。
思わず、身体をぺちぺちしたくなっちゃう【むちころ】です。
かのんはボールやらぬいぐるみやらで本当によく遊びます。
3歳にして、再びお子ちゃまからやり直しているかのように見えます。
ほんのちょっと遊んだだけで、かりんはあっという間に見向きもしなくなったぬいぐるみ。
オモチャ籠の中で寂しそうにしていたけれど、再び日の目を見ることができました。
あぁ…取っておいてよかった!