続けてではありますが、今回も母のことを書きたいと思います。
かのんもかりんも登場しませんが、おつき合いいただければ幸いです。
グループホーム入所から約2週間経った先週末、母に会いに行ってきました。
私の姿を見て一瞬キョトン…とした顔をしたので、「えっ？」と心配になりましたが
私のことを忘れたのではなく、どうして私がここにいるのか理解できないようでした。
母は、今は自宅ではなくグループホームで生活しているのだという意識がなくて
「毎日、デイサービスに来させてもらっている」感覚なのだと、話しているうちにわかりました。
だから、デイサービスの場に、突如として会いに来た私に戸惑ったのでしょう。
コロナ禍の名残で、面会は隔離された別室で行いますが、今回は荷物の運び込みがあったので
入所時と同じく、母の居室に入ることができました。
ご家族と同居しておられての入所であれば、帰宅願望がより強いのではないかと想像しますが
母の場合は帰宅しても独りぼっちということもあってか、家に帰りたいとは言わないようです。
職員さんと一緒に食器を洗ったり洗濯物をたたんだり、積極的にお手伝いしているそうで
自分が少しでも役に立っていると感じながら過ごしているのだと思います。
自宅で独り暮らしをしていた時も、母と私が生活を共にするのはせいぜい2～3日ではありましたが
これから先は、母と私が日々の生活を共にする機会はないと思います。
そして、グループホームの職員さんや入所者さんが、母にとって家族のような存在となるのでしょう。
母にとって私が娘であるという事実は変わりませんが、母との関わり方は少し変わってきます。
グループホームに入所して寂しい思いをするのは、間違いなく母だと思っていたのですが
どうやら…私のほうだったようです。
ところで、母のベッドの頭の上に置いてある柴犬のぬいぐるみは、おしゃべり人形です。
幼児の声で時間を知らせてくれたり、時々独りごとを言ったりするのですが
施設内では他の方の迷惑になってはいけないと思い、電池を抜いておきました。
しかし、先日の面会時に喋り出したので「？」と思ったら、電池を入れてくださったそうで
他の入所者さんにも好評で、人気者になっているとのことでした。
再び命を吹き込んでもらった柴犬コウタくん、ばぁばをよろしくね！
お母さま自身がグループホームでの生活を
受け入れてくれてるのはほんとありがたいですね。
ベッドの上の柴犬のぬいぐるみ！
あっ♪可愛い～って思いました。
スゴイ！職員さん電池入れておしゃべり出来るように
して下さったんですね♪
こ～いうの嬉しいですね。
ふくねえさん へ
寝起きしている場所は自宅ではないということは、流石にわかっているはずですが
ここで暮らしているという感覚ではなさそうです。
でも、大きな混乱もなく過ごしてくれているので、本当に助かります。
せめて普通のぬいぐるみとして、母のそばにいてもらおうと思ったけれど
おしゃべりしても大丈夫とのことで、良かったです。
ちょっと音程を外しながらですが、いろいろな歌を歌ってくれるので
なかなか可愛いですよ～。（笑）
お母さまの暮らすグループホームとても環境が良さそうでね。
私は介護施設付きの病院で調理師として働いています。入所者様が話しかけてくれたり食事の時に隣の方と話をしている姿をみると微笑ましいです。
お母さまの積極的なお手伝いすごく素敵です。ぬいぐるみはどの年代でも癒やされますね。うちの母も私が作ったチビモコをあげたら凄く喜んで毎日話をしているみたいです。
お母様、グループホームでの生活に馴染まれたようで、寂しい気持ちも有ると思いますが、良かったですね。入ってもらう事で孤独が紛らわされるのは良いですね。色々変わって行くと思いますが、安心につながると信じましょう！
話は変わりますか、どうやらChromeからアクセスすると駄目なようです。
こちらに原因と対処が書かれてます。
https://faq.sakura.ad.jp/s/article/000001530
一度見てみて下さいね。
yushipapaさん へ
そうですね、母にとってグループホームへの入所は思った以上によかったみたいです。
グループホームで暮らしているという感覚は、なんとなくあやふやな感じがしますが
毎日何かしらすることがあって忙しくしているのは、幸せなことだと思っています。
当ブログが見られない件では、以前からご迷惑をおかけしてすみません。
調べていただきありがとうございます。
そうそう、Chromeからのアクセスに限ってのようですね。
書かれていることが原因であろうことは薄々わかっていたのですが
ちょっと問題もあって、そのまんまになってしまっています。（苦笑）
でも、できるだけ早く何とかしたいと思っていますので。
もこさん へ
今、もこさんは介護施設付きの病院で働いておられるとのことで
入所者の方々の食事を提供される調理師さんでいらっしゃるのですね。
まだ足腰が丈夫な母は、食器洗いなどの立ち仕事のお手伝いができるので
毎日、楽しくお手伝いをしているようです。
いくつになっても、自分が少しでも役に立っているという実感があると
嬉しいものだと思います。
あら、もこさんのお母さまも、もこちゃんのぬいぐるみを相手に
お話をしておられるのですね～。
ホント、ぬいぐるみを撫でながら話しかけるだけでも、心が安らぐと思います。
窓から緑が眺めらて素敵なお部屋です。
お手伝いもさせてもらえるのですね。
それはいいことですよね〜
これが個室なのですか？
母さまよりhakoさんが寂しい気持ちわかります。
脱走したり寂しがられたりされるより助かります。
柴犬コウタくんいいですね〜枕元で見守ってくれてますね。
みな象さん へ
自然豊かな場所にあるので、気持ちがゆったりしそうな気がします。
この部屋が個室で、クローゼットもあって一人で過ごすには充分な広さです。
「私が入りたいくらい」と思いましたから。（笑）
気が抜けてしまうくら、母はこの場所に馴染みつつありました。
少しくらいは寂しい気がしているのかもしれないと思ったのですが
そんなことはまったくもって杞憂に終わりました。
独りぼっちの自宅には、もう戻りたくはないのかもしれません。
柴犬コウタくん、思いがけず良い仕事をしてくれているようです。
ただのぬいぐるみ…になってしまわなくて本当に良かったです。
グループホームでの生活がスタートしたお母様
認知もあるとのことだったので今まで一人でどのように
過ごされていたのか考えてもなかなか思い浮かびませんでしたが
まだまだ周りの人たちとお話をしたりお手伝いをしたりできる
お母様にとって一人ではない生活が始まり新しい家族ができて
自分の居場所がみつかたそんな感じなのでしょうか
お母様とは反対にhakoさんにとってわずか2~3日でも一緒に過ごす
時間がなくなって寂しいのはお母様より強いかもしれませんね。
でも まだまだ元気なお母様がずっと一人ぼっちで過ごすより
皆さんと楽しそうに暮らしていることが幸せだと思いたいですね。
adさん へ
認知症といっても、人それぞれで症状の出方や進行の速度は違っていて
母の場合は比較的早い段階から薬を服用し、介護サービスを利用していたせいか
症状の進み具合は割と緩やかなほうだったと思います。
軽度の頃は、近所のスーパーで惣菜やお弁当を買ってきていましたが
買い物に出掛けなくなってからは、介護事業所の方にお弁当を持って来てもらったり
必要な買い物をお願いして、何とか暮らしていました。
ここ数年は、暮らしていたと言うよりも、特に何をするでもなく
なんとなく時間を過ごしていたのだと思います。
でも今は、常に周りに誰かがいて、独りではないという安心感が根底にあるし
人とお話しするのが好きな性格なので、母にとっては居心地の良い場所なのでしょう。
そうですよね、私は寂しくても、母は独りぼっちで寂しくないと思うので
母にとっては最良の選択だったと思います。