上り克服

昨年の夏、妹一家が泊まりに来てくれたことがきっかけで領域拡大となり
かのんの居場所は1階の和室から2階へと移動しました。

しかし、かのんは我が家の階段の上り下りができなかったので
散歩に出掛ける度に、抱っこして階段を上り下りすることになりました。
その頃のかのんは、抱っこすると身体をガチガチに緊張させていたので
非常に抱っこし難くて、実際の体重より重く感じました。

階段という難関を克服すべく、声を掛けたりお尻を押してみたりした結果
昨年の11月ごろ、やっとのことで自力で階段を上れるようになりました。
でも、自分で勝手にタッタカターと上ってしまうことはありません。

上がっても良いか母さんたちに確認するかのように
背中を押してもらい、気持ちを奮い立たせたいと思っているかのように
こちらの様子を窺いながら、気にしながら…です。

そして、回り階段の三角形の段板のところで、必ず一度止まります。
母さんたちも一緒に上がると、残りの階段を上がっていきます。
でも、一緒ではなく、階下で用事をしてから遅れて上ろうとすると
ここでずっと待っていたりします。

さて、階段の上りを克服したかのんですが、下りについてはサッパリです。
下りる時は抱っこしてもらうのが当たり前という感じで
身体に手を伸ばすと、フッ…とこちらの懐に身体を預けてくれます。

いつも転がるような速さで階段を下りていたかりんの姿を思い出し
かのんは抱っこでもいっか~」と思うのでした。

雪中散歩

今週は、かのん地方も久しぶりの大雪となりました。
24日の午後あたりから降り始め、翌朝には積雪が30センチほどでした。

そして、積もった雪がそれほど融ける間もなく再びの積雪。
ちょっと横道に入っただけで非常に歩き辛くて、いつもの散歩道も雪をかき分けながらです。

最初、身体が埋まりそうなくらいの雪にフリーズしていたかのんですが
だんだんと楽しくなってきたようで、歩くたびに自分が蹴散らす雪に
嬉々として食らいついていました。

濃い赤毛のかのんなので、白い雪の中ではハッキリ・クッキリです。

寒さや冷たさをものともせず、「もっと歩きたい」と主張するけれど
母さんたちが先に音を上げてしまうので、雪中散歩は短めです。

体重の推移

昨年の3月、我が家に来たばかり頃のかのんの体重は、9.4kg。
ブリーダーさん曰く、「よく食べるから妊娠していると思い、食べさせ過ぎた」とのことで
赤ちゃんに行くはずの栄養はすべてかのんの身体に溜まり、【ちょいポチャ】状態でした。

その後、環境の変化のせいで食べなくなったため
期せずして、約1か月でほぼ適正体重の8.4kgに減量となりました。

その後、しばらく体重を量らなかったのですが
抱っこした時に、えらくずっしりと重たいような気はしていました。

そして、まさかまさかの…となった胆嚢摘出の手術時には10.4kg。
決してフードの量が多いというわけでもないのに~。

それまでは、アダルト(1~6歳)の普通のフードを食べていましたが
手術後からはアダルトライト(体重管理用)に変えました。
その結果、9.6kgまでになりましたが、我が家に来たばかりの頃よりも
ちょっぴり多いくらいの体重です。

「10kgを超えないようにしないと」と、ドクターに釘を刺されました。

かりんはどちらかと言うと、もっと太っても良いくらいだったけれど
かのんは減量を意識しなくてはならないようです。
本当に、違うことが次々と出てきます。

長座布団と格闘

昼間、長~くなったり丸~くなったりしてかのんが寝ている馴染みの長座布団ですが
突如として遊び相手と化すことがあります。

果敢に挑むけれど、相手はびくともしません。

この遊びが始まるのは、「散歩まだかなぁ?」とか「お腹が空いた~」と思っていそうな時。
かのんなりに気を紛らわせているのかもしれません。

可愛いの呪文

かのんを撫でながら、一母さんは日に50回くらい(数えたんか~い)
かのんはイイ子だねぇ、かのんは可愛いねぇ」と話しかけます。

客観的な見た目は別としても、やることなすこと可愛くてたまらないし
毎日、「イイ子だね、可愛いね」って呪文のように言い続けていると
本当にそうなるかもしれないと、どこか期待しているのです。

私たちの目がかのんに慣れてきて、おかしくなったのかもしれませんが
なんか、可愛くなってきたような気がしてきました。

でも、Kちゃんは口に出して「可愛い」なんてほとんど言わないので
ある時、「かのん、可愛くないの?」と尋ねてみたところ。
「実は、相当可愛い♪」…だそうです。