この春、ふれあい山歩きを楽しんだ丘の上の公園。
今度は「秋を味わおう!」と、かりんと共に再び出掛けました。
所どころ紅葉してはいるものの、彩りは今ひとつ。
しかし、黄砂の影響で彩度が落ち、水面と空との境目が曖昧になった景色の中
滑るように行き交う船を眺めながら、不思議な感覚に浸ることができました。
公園でお弁当を食べた後、漁船が係留してある小さな港を散策。
流石のかりんも、いつもの水辺とは違うと感じるらしく
潮の香りを浴びながら、遠慮がちに歩いておりました。
帰る途中、フェリーが入港するところに遭遇しました。
ゆっくり・ゆっくり近づいてくる大きな物体
かりんの目には、どんなふうに映ったのでしょう。
待つ…
車中の温度の上昇を心配しなくてもよくなる、この季節は
かりんを連れて出掛ける機会が多くなります。
母さんが用事を済ませる間、後部座席で待っていますが
待ち時間が長くなると、丸まって眠っていることもあります。
用事を終えて車に向かう母さんの目に
「まだかなぁ?」という表情で、座って待っているかりんの姿。
駆け寄りたい衝動を抑え、その健気な姿を見つめる母さんです。
交代
散歩中に、ガロくんの姿を見つけて小走りに近寄っていくかりん。
お互いに鼻をつき合わせ、神妙な面持ちで何やら話している様子。
「町内、異常なかったよ。次、よろしくねっ!」
かりんと入れ違いに、これから散歩に出掛けるガロくんに、見回りのバトンタッチ?
もしかすると、我が町内の安全は、こうして守られているのかもしれません。
再会
かれこれ4年のおつき合いになる、『柴ワンコ舞』のmiiba-baさん。
舞ちゃんを連れて、ご夫婦でこちら方面へご旅行にいらっしゃるとお聞きして
かりんと共に、2年ぶりにお会いすることになりました。
miiba-baさんとお会いするのは今回で3回目ですが
久し振りにお会いするような感じは全くせず、まるで昨日もお会いしたかのような
不思議な感覚の中、いろいろなお話に花が咲きました。
さて、お互いに顔を合わせるや否や、舞ちゃんに向かってかりんのガゥガゥ☆
いきなりの出来事に舞ちゃんは、すっかりしょぼん…となってしまいました。
前回の事件勃発☆の記憶が、チラリと頭の中を過ぎったのかも。
その後、かりん行きつけの港の近くの公園を一緒に散歩したのですが
お互いに決して目を合わそうとはせず、一定の距離を保っておりました。
ガゥガゥされたくない舞ちゃんと、ガゥガゥする状況に身を置きたくないかりんとの
精一杯の距離だったのかもしれません。
結局、仲良く並んでのツーショットは撮ることができませんでしたが
別れ際に、ご主人が舞ちゃんを抱っこして、かりんの横に並んでくださいました。
まだ距離はあるものの、何とかかんとか…記念のツーショットとなりました。
秋の風景
今日は青空が広がり、かりんはすっかりお出掛けモード。
母さんを急かしつつ、勇んで車に乗り込んだのはよいけれど
急に雲に覆われて、ポツポツ雨が落ちてきました。
それでも何とか、雨の止み間を縫ってのスペシャル散歩です。
さて、かりんの後ろに移っているもの…何かわかりますか?
刈り取った稲束を天日干しするために立てられたもので
『ヨズクハデ』と呼ばれています。
その姿がヨズク(フクロウ)に似ているのが、名前の由来とのこと。
母さん地方では、一般的な干し方ではないと思うのですが
毎年この田んぼでは、こうして目にすることができます。
道端の草むらを、あっちこっちと堪能した様子のかりん。
ほら!その証拠がいっぱいくっついていますよ~。