昨年、夏休みの工作と称したプラモを作ってからというもの
すっかりプラモ作りにハマってしまった母さん。
気づいたら、現在までに6体も作っておりました。
本棚やら机の上やら、あちこちに並べられた
得体の知れないモノたちを胡散臭そうに眺めるかりん。

実は、あまり良いイメージを持っていないようです。
何故なら、これを作っている時の母さんは
かりんのことなどそっちのけになってしまうからです。

構いすぎると、ちょっぴり鬱陶しがられるのですが
放っておかれると、淋しくなっちゃうのでした。
寒いけれど…
母さんがお休み&チラリとでも覗く青空…とくれば
イレギュラーなお散歩を期待して、何となく落ちつかないかりん。
はいはい!ご期待にお応えしましょう。

…とは言っても、車で15分程の近場の公園へ。
残念ながら雪はありませんでしたが、それでもはしゃいでおります。

なまった体を解すかのような、見事な蹴りっぷり。

母さんはちょっとばかり寒かったけれど
冬の空気を思う存分吸ってご満悦な様子を見ていると
心はホカホカしてくるのよね。
かりんがいてくれるからこその、この時期の散歩。
連れだしてくれて、ありがとう!
幸せなヤツ
オモチャのコットンロープを抱え込む小さな前足。

何のことはない、たったこれだけなのにねっ、かりん。
母さんは、ググッときてしまうのです。

何をやっても可愛いと言われる、幸せなヤツめ~♪
また…みっけ!
元旦の風景
今年も実家で迎えた元旦。
外は寒かったものの、比較的穏やかな天気でした。
暮れに、ばぁば一人ではできなかった場所を掃除して
ホッと一息ついたところで、散歩に出掛けました。

近くにありながら、今まで一度も行ったことがなかった
万葉の歌人が祀られた山の上の小さな祠です。
「座って!」という母さんの声など聴こえていないかりん。
それもそのはず、祠の裏手の道には雪が薄っすら。
そっちへ行きたくて、いてもたってもいられません。

祠の裏手を歩き、見晴らしの良い場所に着いた途端
突如として雪の上にへばりつきました。

お腹が冷たいだろうに、まるで雪の感触をじっくりと味わうかのように
しばらくこうやって伏せていたかりんなのでした。
向こうに見えるのは、この時期としては珍しい、穏やかな日本海。
この一年、こうあって欲しいという願いを象徴するかのような景色でした。

