今年の11月で7歳になるかりん、犬のライフステージではシニアの仲間入りです。
掛かりつけの病院では『高齢検診』があるので
かりんがシニアになったら、お願いしようと思っていました。
そこへ、今年に入り体重が少し減ったこと、少し前に食後の吐き戻しがあったため
7歳を待たずに、『高齢検診』をお願いすることにしました。
昨日の昼前にかりんを預け、夕方迎えに行き、検診の結果説明を聞きました。
検診の内容は、血液検査、レントゲン、そして超音波検査などです。
結果は、ある臓器を除いて状態は良好!
その、ある臓器とは…胆嚢でした。
昨年、超音波検査をしてもらった時、いずれ悪くなるであろうと聞いていたため
「やっぱり」という感じで、それ程ショックはありませんでした。
胆泥(胆汁が濃縮して泥状になったもの)が貯留して胆嚢が大きくなっており
胆嚢炎の初期段階とのことでした。
投薬による内科的治療という方法もあるものの、根本的治療ではないので
再発を繰り返す可能性は高く、最終的には摘出となるケースがほとんどとのこと。
いずれ摘出するのであれば、深刻な状態になる前に摘出したほうが安心です。
というわけで、自ずと方向性が見えてきた次第です。
さて、当のかりんは…というと。
病院へ迎えに行った母さんを見ても、嬉しそうな素振りは全くなし。
それどころか、帰りの車中では、何か文句でもあるかのような表情。
「かりん~♪」と呼んでも、わざとソッポを向くような仕草すら見せて
いつものかりんとは大違いです。
どうやら、超音波検査のためにバリカンで刈られ剥き出しになったお腹が
気になって気になって仕方ないようです。
我が家に帰ってからも、くつろいだかと思うと、急にお腹を気にし始めたり~。
「検査のために必要なことだったんだよ」と話しても、何のことやらわかりません。
でも、そのうち、いつものかりんに戻ることでしょう。
かりんにとっては、「何するの?!」って感じの『高齢検診』だったでしょうが
母さんは、いろいろな意味でスッキリしました。
いやいや、本当にお疲れさまでした!かりん。