角度

こうして下から見上げると、マズルの長さが曖昧になり
目と鼻と口が集合して、かりんが小動物のように見えます。
この角度…母さんは結構好きなのです。
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腹這いになったり、仰向けになってカメラを構える母さん。
そんな母さんの姿を見るかりんの目は、心なしか冷ややか。

「ちゃんと可愛く撮れてる?それならイイけど…」
そんな声が聴こえてきたような気がしたけれど、空耳かしら~。

酷い母さん

今日は、月に一度のかりんのシャンプー・カットをしてもらうため
生憎の雨の中、美容院へと出掛けました。

トリマーさんにお願いして、母さんは併設の喫茶店で優雅にモーニングを。
壁に貼ってある、来店した犬たちの写真を眺めながら
「初めてかりんを連れて来たのは、いつだったっけ?」と懐かしく思い返しながら
ハッ…と、あることに気づいてしまいました。
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あああ~、かりんの4回目の家族記念日をすっかり忘れていました。
2月23日の大切な記念日を忘れるなんて、母さんとしたことが…。
ご・ご…ごめんなさい~、かりんお嬢さまぁ。

まだ早い!

我が家と実家の中ほどの距離に、小さな公園を見つけました。
駐車場の横に、小ぢんまりとしたドッグラン程度の芝生があって
そこから、日本海を臨むちょっとした遊歩道へと下りることができます。
天気が良ければ、実家からの帰りに立ち寄ることにしています。
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芝生の上で思う存分爆走した後、かりんはスタスタと遊歩道へと向かいます。
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そして、波が打ち寄せる岩場へと更にズンズン下りていき
滑りやすくなっている岩に、後足をズルッと取られながらも
前のめりになって海面を覗いています。
このままだと、海に入ってしまいそうな勢いだったので
慌ててリードを手繰り寄せました。
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「もしも~し!海水浴にはまだ早いですよ~!」

例外

「こんにちは~!」と宅配の人が来られても、郵便屋さんのバイクの音がしても
かりんは吠えたことがありません。
あんまり吠えないので、犬だということをついつい忘れてしまいそうになります。

しかし、例外があるのです。
それは…人に対してではなく、特定の犬が家の前を通過する時。
窓の閉まった部屋でぐっすり眠っていたとしても、パッと弾かれたように起きて
鼻息荒く、火が点いたように吠えます。

その声は、別犬かと思うほど大きく、最初に聴いた時は自分の耳を疑いました。
すぐに、「ダメ☆」と言ってやめさせるのですが、興奮冷めやらぬといった感じで
「グフグフ」と、喉や鼻をしばらく鳴らしています。
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ところで、かりんが吠える対象となっているのは、2匹の可愛いポメラニアンです。
あれこれ思いを巡らせてみても、吠える理由がさっぱりわかりません。
単に、「虫か好かない」という理由なのか、それとも何か別の理由があるのか?
これは、母さんが一番にかりんに訊いてみたいことです。