例外

「こんにちは~!」と宅配の人が来られても、郵便屋さんのバイクの音がしても
かりんは吠えたことがありません。
あんまり吠えないので、犬だということをついつい忘れてしまいそうになります。

しかし、例外があるのです。
それは…人に対してではなく、特定の犬が家の前を通過する時。
窓の閉まった部屋でぐっすり眠っていたとしても、パッと弾かれたように起きて
鼻息荒く、火が点いたように吠えます。

その声は、別犬かと思うほど大きく、最初に聴いた時は自分の耳を疑いました。
すぐに、「ダメ☆」と言ってやめさせるのですが、興奮冷めやらぬといった感じで
「グフグフ」と、喉や鼻をしばらく鳴らしています。
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ところで、かりんが吠える対象となっているのは、2匹の可愛いポメラニアンです。
あれこれ思いを巡らせてみても、吠える理由がさっぱりわかりません。
単に、「虫か好かない」という理由なのか、それとも何か別の理由があるのか?
これは、母さんが一番にかりんに訊いてみたいことです。