思い出の跡

多かれ少なかれ、子供の犬は柱や家具を齧ったりします。
室内飼いをされているお友だちのお宅へ伺った時も
リビングテーブルの脚がガジガジに齧られていたのを
それとな~く目撃しました。
かりんは何を、どの程度、齧っちゃうのか?
母さんが内心ドキドキしたのは言うまでもありません。
しかし、そのほとんどが杞憂に終わりました。
それでも、決して何も悪戯をしなかったというわけではなく
可愛い悪戯をちょっぴりやってくれました。
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電話台のネジ部分を歯と爪でガリガリ☆
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床の小さなキズの凹みのそばをガリガリ☆
派手な齧り方はしませんでしたが
気になる一部分を執拗にガリガリするのが好きでした。
今思えば、とってもかりんらしい。
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これらの跡を見る度に、子供の頃が懐かしく思い出され
「ふふっ♪」っと笑みがこぼれてしまいます。
ですから、月日が経っても何となくこのままにしています。
お子さんの悪戯書きを消さずに残しておられる
親御さんのお気持ちと…同じなのかもしれません。