小さなお友達

いつもの散歩コースで、時々見かける子供たちがいます。
小学校低学年&幼稚園と思われる兄弟で
離れたところからかりんの姿を見つけると
「あっ!犬ちゃんだ~」と嬉しそうな声を出しながらも
ちょっぴり遠慮がちに近寄って来ます。

「散歩に行くの?」
「犬ちゃん、喉が渇いたらどうするの?」
「犬ちゃん、疲れちゃったらどうするの?」
次々と質問が飛び出てきます。
可愛い質問攻めに、母さんなりに一生懸命答えていたら
その小さな手の中に納まった、泥団子を見せてくれました。
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まん丸な泥団子を、そっとかりんに向けて差し出したので
「団子…壊しちゃうかもしれないよ」と言うと
「また作るから大丈夫だよっ」との言葉が返ってきました。
差し出された団子は、案の定、かりんの前脚によって
グシャリと潰されて跡形もなくなってしまいましたが
「あ~あっ」と言いながら、子供たちと大笑いした母さん。

それ以来、出会う度に手を振ってくれるようになりました。
かりんと母さんに、可愛いお友達ができました。