かのんボール

かのん♪3歳の誕生日♪にバースデーケーキは用意しませんでしたが
後日、プレゼントはちゃ~んと進呈しました。
生まれて初めての(たぶん)誕生日プレゼントは、サッカーボールです。
散歩コースにあるグラウンドで子供たちがサッカーをしていたりすると
後足で立ち「おいで、おいで」を繰り返し、熱い視線を送るかのん
私たちを振り切ってグラウンドに駆け込みそうなくらいの興奮ぶりで
とにかくボールが好きで好きでたまりません。

早朝、誰もいないグラウンドに古いサッカーボールが転がっていたので
ちょこっと拝借して、かのんがどんなふうに遊ぶのか試してみたら
ボールを追いかけながら上手に鼻先でドリブルを始めたのです。

しかし、ほんの少し遊んだところで心配になるくらい息が上がってきて
呼吸がしんどそうになってきました。

心配になったので、それとなくドクターに話してみました。
すると、健康診断 -2022年-の結果でも明らかになったように
心臓の僧帽弁・三尖弁・肺動脈便の逆流や不整脈があったため
激しい運動に心臓の機能が追っつかず、倒れてしまう可能性もあるので
あまり激しい運動はしないほうが無難だと言われました。

というわけで、サッカーボールを使っての遊びは狭い室内限定にして
短い時間で切り上げることにしています。
それでも、かのんは凄く凄く楽しそうです。

ボールを追いかけるのも好きだけど、口で咥えてあぐあぐしたいようで
そうやって遊んでいるうちに、あっという間に穴が開いてしまいました。
最初は咥えることのできなかったボールも何とか咥えられるようになり
今は、ボールを懸命に咥えてこちらへ持って来てくれます。

「サッカーボールで遊ぶ?」と言うと、目をキラキラ☆と輝かせて
期待感に満ち溢れた表情を見せてくれます。
楽しい楽しい、かのんとの遊びの時間です。

変ちくりんな座り方

我が家に来た時から、かのんの座り方は【変ちくりん】でした。
お尻をドデーンと床につけた、何とも気の抜けた座り方です。

↑ (頭上絵が健在だったころ)

時折、猫さんでよく見られる【スコ座り】っぽくなっていることもあって
胡坐をかいたおっさんみたいで面白可笑しく見えちゃうのですが
もしかすると、先天的な関節異常があったりするのかもしれません。

でも、病院の診察台ではシャキンとして普通のお座りをしたので
いわゆるくつろぎポーズなのだろうとは思っています。

さて、こちらに背中を向けて座り、この格好で寄りかかってくるものですから
こちらが急に避けようものなら、コロンとひっくり返りそうになります。

この【変ちくりん】な座り方も、かのんがお笑い担当である所以のひとつです。

アシカポーズ

この暑さに加え、発情期による身体の変調の影響もあるのか
最近のかのんはゴロゴロ・ダラダラして過ごしています。
でも、散歩になると途端にシャキーンとして元気に歩くので
そう心配はないだろうと様子を見ているところです。

本日は、前足を横に開いてのアシカポーズでくつろいでいました。
そう言えば、かりんもたま~にしていたっけ。

大きな鳥が額にはりついたようで、不思議な様相を呈していた頭上絵
気がつけばだんだんと薄くなりつつあります。

凄く滑稽だった顔が少しずつまともになってきて、可愛さが出現してきたような~。
この調子で、どんどん可愛くなってくださいな。

♪3歳の誕生日♪

今日7月20日は、かのんの3歳の誕生日。
かのんにとっては3回目の誕生日ですが、新たな家族の私たちとは、初めて迎える誕生日です。

かりんの誕生日には様々な形のケーキを作って、ケーキと共に記念撮影したものですが
かのんの場合、見慣れないものを目の前にすると警戒してそそくさと退散してしまうので
残念ながらケーキは作りませんでした。

今までは、「誕生日おめでとう!」なんて言ってもらうことはなかったかもしれないかのん
でも、これから先の誕生日は、たくさんの「おめでとう!」で埋め尽くしたいと思います。

かのん!3歳の誕生日おめでとう!!

甘えてくれる幸せ

ほぼ寝たきりになり、夜鳴きが酷くなった晩年のかりん
長座布団の上に敷いた介護用マットに横たわるかりんの隣に、私は布団を並べて寝ていました。

かりんが旅立ってしまってからも、介護していた和室で寝るのが習慣になってしまい
夜中にかりんがきても良いように、自分の布団の横にかりん用の長座布団を敷いていました。
その流れで、かのんを迎えてからも同じようにして寝ています。

凄くビビリなかのんなので、あらゆるモノに対して警戒心をあらわにします。
しかし、暗い夜になると警戒心が薄らぐのか、ハウスにこもりっきりだった最初の頃から
ハウスからそぉーっと出てきて、私の布団の横に敷いた長座布団で寝ていました。

そして、横に敷いた私の布団に、じわじわと進出するようになってきました。

昨日なんて、布団に寝そべる私の横に当然のような顔をして丸まりました。
「あらま」と言いながらも、心の中では「いいぞ、いいぞ!」とニヤける私です。

そして、夜中にふと見ると…私の枕に反対側から頭をのっけているではないですかっ。
ひとつの枕を両側からシェアしているという、何とも不思議な格好になっています。
「ありえん~!嬉し過ぎるじゃないの」

家の中で一緒にいる時、必ずと言ってよいくらい、かのんはこちらに身体をくっつけてきます。
ビビリだからこそ、そうしていると安心できるのだろうと勝手に思っています。
これは、独立心・自立心が強かったクール・ビューティなかりんでは決してあり得なかったこと。

今、私たちは「甘えてくれる」という幸せにどっぷり浸かっています。