かのんを我が家に迎えた10日後、健康診断をしてもらいました。
シニアになってからのかりんが受けていた高齢健診と同じメニューで
体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査、超音波検査です。
まだ2歳8か月とは言え、繫殖リタイア犬ということで心配していましたが
子宮や卵巣に大きな異常は見られませんでした。
とりあえずホッとしたのですが、他に数点の不安要素が見つかりました。
軽度ではありますが、心臓の僧帽弁・三尖弁・肺動脈弁の逆流と不整脈。
そして、中程度の胆嚢炎が見られました。
また、歯肉炎も起こしていました。
心臓については、いずれは薬を服用することになりそうで
胆嚢についても、状態が悪くなれば摘出を考える必要がありそうです。
ドクターに、「年齢は間違いない?」と改めて尋ねられました。
それくらい、かのんの身体は実年齢以上に年を重ねている感じで
身体年齢は5~6歳といってもおかしくないくらいでした。
これから先、出現するであろう心配ごとを知ってしまったわけですが
それを知ることができて良かったと、私は思っています。
かのんがどんな不安を抱えていようとも、もう大切な家族ですから。
hakoさん、かりんちゃん、かのんちゃん、こんにちは~!
展覧会に出すような犬の繁殖を手掛けておられるブリーダーさんのもとで、良質なフードだけを食べ、繁殖犬として生きてきたたった2歳のかのんちゃんが、これだけの病気を持っているとはものすごく意外でした。この年齢で、良質なフードだけを食べていたら食べ物が原因で病気になることは考え難いので、多分遺伝子の問題。ブリーダーさんはこのあたりのことにものすごく敏感な筈なんですが・・・。
程度はどうであれ、母犬がこれだけの病気を抱えているのが分かれば、子犬を購入した人からクレームがくること間違いなし。
悪徳なブリーダーさんではない筈なのに、どうしてなのか不思議です。
どんな理由であれ、かのんちゃんに罪はありません。
hakoさんのおっしゃる通りで、一旦迎えたからには大切な家族。
我が家でも同じ気持ちで、どんなことが起きようとも最後まで責任を持って愛していくつもりです。
まるこ母さん へ
まるこ母さんもよくご存じだと思いますが、ブリーダーさんもいろいろです。
ゆきちゃんがいたところのように、キチンとしておられるブリーダーさんもおられますが
そうではないところも少なくないと聞きます。
かのんがいたところは、それほど悪いところではない(大先輩の話)と聞きました。
しかし、実際には「んっ?」と思うところ(割愛しますが)も少しありました。
何かで「ブリーダーと素人では可愛がる次元が違う」という言葉を目にしましたが
今回ブリーダーさんとお話しをしてみて、私は凄く腑に落ちた気がしています。
いずれにしても、かのんは我が家の大切な家族。
これから先の心配事が目に見えてはいますが、だからこそ気をつけることができるし
その不安要素ごと、ゆっくりつき合っていこうと思っています。
えっ?!そんなに色々と不安要素が…
心配だけど
今は繁殖犬をリタイアして
このかのんちゃんの笑顔見てたら
hakoさん家の家族になってほんと良かったねって
思います。
ふくねえさん へ
かのんは出産を二度経験しています。
出産は身体にとってかなりの負担になるので、出産経験のない犬よりも
身体にガタがきているのかもしれません。
早めにリタイアできてよかったと、つくづく思います。
不安要素については、心強い味方のドクターもおられるし
決して悲観はしていません。
かのんには、これからはのんびりと自分のためだけに生きて欲しいと思います。
体の状態を把握して送って大事な事なんですね。
まだ若いから大丈が夫と、そういうふうな思いこみで
見てしまいがちです、きちんと調べてもらって
それと向き合いながら暮らしていくって大事なこと
なんですよね。健康診断ってやっぱり大切ですね。
れんママさん へ
家庭犬として育った場合とは、まったくもって様子が違うので
健康診断をしてもらってとりあえずホッとしました。
その結果、心配なことがいろいろと出てはきましたが
知らないで後悔するよりも、知って対処していくことを選びました。
とりあえず、すぐにどうこうってことではなさそうなので
日々のかのんの様子をしっかり観察しながら、過ごしていこうと思います。
hakoさん、こんにちは。
かのんちゃん、小春に似ていると毎日、何度もウチの奥さんもブログを拝見しているようです。
確かによく似ていて、女の子でさし尾の所も小春の面影があるようです。
保護犬は、特に繁殖目的で飼育されていた女の子は、体の負担も大きく、ある程度病気の
リスクも考えて迎い入れないといけないと言われたことを思い出します。
小春は、フェラリアの陽性でしたので心臓に負担を抱え、迎い入れてから何度も
気を失い、大変な思いをしましたが、全て「ひっくるめての小春」と覚悟を決めました。
それから何年も一緒に居てくれたことを考えると感謝ですけど…
hakoさんもこれから先色々な事があるかもしれませんが、かのんちゃんと
楽しい日々を過ごして行ってくださいね。これから先もブログ楽しませて頂きます。
citrus.さん へ
奥さまもブログを見てくださっているなんて、とっても嬉しいです。
確かに、小春ちゃんとかのんは似ているかもしれませんね。
ただ、画像では【差し尾】に見えると思いますが、一応【巻き尾】なのですよ~。
かのんは尻尾が極端に短いし、余程リラックスしていないとクルンと巻かないので
パッと見は【巻き尾】に見えませんが。(笑)
繁殖目的で飼育されていた犬について、流石よくご存じですね。
恥ずかしながら、私はそこまで深刻に考えてはいなかったのですが
ドクターにも「たぶん、いろいろ抱えている」と健診前に言われました。
小春ちゃんも抱えているものがあって、いろいろとご心配されましたものね。
でも、その都度前向きに考えて、小春ちゃんを受けとめておられたお姿に
citrus.さんご家族の、小春ちゃんへの大きな愛を感じていました。
私も、あまり神経質にならないようにどっしりと構えて
そのままのかのんを受けとめながら、共に暮らしていきたいと思っています。
不安要素が沢山出てきましたね。
でも検査でしっかり拾えるのは良い事だと思いますよ。
さくらみたいに、検査受けてても、大手術するまで気が付いてもらえないなんて事もありますからね。
繁殖犬って、やっぱり大変なんですね。
でもかりんちゃんのお顔見ているとそんな心配も吹っ飛びそうに元気ですよね。
注意深く見守ってあげるのが一番ですね。
yushipapaさん へ
そうなのです、思った以上に不安要素が多くてビックリしました。
でも、それを知らないで、重篤になってあたふたするよりも断然良いと思っています。
繁殖犬については私も知識が乏しく、後から知ったことも多いのですが
繁殖犬の身体は思った以上にダメージを受けているようです。
犬は安産の象徴とされることが多いけれど、母体にとっては大きな負担ですものね。
子犬を産み育てることが、自分の役目だったかのん。
これからは、自分のためだけにのんびり楽しく暮らしてくれたらと思います。