母さんのスリッパを片手に持ち、かのんを遊びに誘ったのがいけなかったのです。
そうです、きっかけを作ってしまったのは母さんなので自業自得です。
左のスリッパはお友だちからいただいたもので、爪先がボロボロ。
向かって右の茶色のスリッパは一見無傷に見えると思いますが
決してそうではありません。
ほらね、これは裏がボロボロになっています。
この茶色のスリッパは2足目なのですが、2足ともやられちゃいました。
以前は、そこらにスリッパを脱ぎっぱなしにしていても、まったく見向きもしなかったのに
今はうっかり床に置いておくと、ほぼ確実に齧られてしまう運命です。
なので、脱いだスリッパはかのんの手(口)の届かないところへ避難させなければなりません。
しかし、災難に遭うのは母さんのスリッパだけで、なぜかKちゃんのスリッパは無傷。
かのんの中で、遊んでいいのは母さんのスリッパだけと決まっているようです。