分離不安?

我が家に迎えた頃の数日間の夜鳴きと、ご同類へのガゥガゥ☆を除き
かりんは鳴くことがほとんどありませんでした。
知らない人に警戒して鳴いたり、散歩を催促して鳴くこともなく
また、独りぼっちになる留守番の時でもおとなしくしていました。
更に、ベランダに出しているのを忘れてサッシを閉めてしまった時など
「こんな時は鳴いてもいいのに~」って時でも静かでした。
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しかし、最近は少し様子が違ってきました。
独りになりたい時もあるので、四六時中というわけではないけれど
母さんの姿が見えないと、甘えるみたいに鳴くようになったのです。
思うように動けないので、おそらく心細い気持ちになるのでしょう。
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今になって、これまで鳴かなかった分を取り戻すかのようでもあり
「やれやれ…」と思いながらも、ちょっと嬉しかったりする母さんです。

ぷりケツの友

昨年12月中旬、かりんオムツデビューを果たしました。
その頃は、そのまま使える犬用オムツを使っていたのですが
その後、人間用オムツに手を加えたものを使うことにしました。

人間用オムツを買うにあたって、まず最初に悩んだのが
どのブランドにするか…です。
『新米ママ必見!人気の紙おむつを徹底比較!』との謳い文句の
母さんにはちょっと場違いなサイトで情報収集。

何でもそうですが、同じサイズでもブランドによってまちまちで
小さめだったり大きめだったり。
1個ずつ買って、いろいろ試すことができればベストなのですが
(新生児用やSサイズなら、お試しセットがあるようです)
52枚入りとか82枚入りとか、1パックの量が多過ぎて。
オムツコーナーで迷いに迷った挙句、やっとこさ~決めました。
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次に、どうしようか迷ったのが、尻尾を通す穴の形状です。
穴の形状にも何種類がありましたが、十文字に切れ目を入れ
外側に折り返してサージカルテープで止める、四角形にしました。
他の形状を試していないので比較はできませんが
とりあえず、これで事が足りています。
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ちょっとした隙間時間に、内職っぽくせっせと加工する母さん。
面倒ではあるけれど、この時間…そう嫌いじゃないかも。
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当のかりんも、すっかりオムツに慣れてくれましたし
今やオムツは、かりん自慢の『ぷりケツ』の友となっております。

それでも歩く

著しく筋肉が落ちてしまったかりん
食欲が落ちて充分な栄養が摂れなくても、自力歩行ができれば
筋肉も少しは維持できていたのかもしれません。
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しかし、かりんは後脚が『しっちゃかめっちゃか』になりながらも
歩行補助ハーネスを装着すると、自分で歩こうとします。
母さんなら、「もう歩けないもん」と諦めてしまうでしょうが
決してメゲることはありません。
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そんな、歩きたいという気持ちが先行しているかりんを見ていると
つい「可哀想」と思ってしまう自分が、恥ずかしくなります。
基本、体力を温存しなければならないので無理はしませんが
こうして時々は、お気に入りの場所に出掛けて少しだけ歩きます。
今の歩みで、かりんはちゃんと前に進んでいます。

かりん御膳

今までのように、立ったままご飯が食べられなくなったので
伏せをしたかりんの口が届くところへ食器をもっていきます。
確実に食べてくれるのなら、缶詰やサプリなどすべてを混ぜたものを
ドーンと置くことができますが、それもできません。
というわけで、それぞれを盛った『かりん御膳』ができました。
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  ↑
これに盛ると…
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ある日の一食分が、こんな感じです。
「たったこれだけ?」と思われるかもしれませんが
これでも、一度にすんなり食べてくれることはありません。
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食器を近づけても、「ふんっ」とそっぽを向くことが何度もあります。
でも、少し間を置くと、パクパクと勢いよく食べ始めたりします。
そして、気を良くした母さんが、いそいそと『おかわり』を用意すると
手のひらを返したように、再び見向きもしなくなります。
最初にそっぽを向いたところで、「もう、いらないんだ」と諦めると
かりんの食事は、そこで終わってしまいます。
ですから、少し間を空けながら食べさせる…の繰り返しです。
最近の母さんの気分は、かりんの食べっぷりに大きく左右されます。
かりん御膳』を、あっという間に完食!してくれたらいいなぁ。

お正月 2020

ほぼ毎年、お正月にも帰省してくれている妹家族ですが
甥っ子が高校受験を控えているため、今年は会えませんでした。
ですから、今年のお正月は、いつもの顔が並ぶ静かな時間となりました。
今までは、かりんの散歩のため公園へ出掛けたりしていましたが
哀しいかな、歩くための外出は必要なくなってしまいました。
でも、年始の挨拶を兼ねて紙漉き女房さんご夫婦の工房へ。
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これまでのように、立ってはいられないかりんのために
工房の作業台の上にケットを敷いてくださいました。
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和紙の猫ベッドでくつろぐちょびちゃん&ぶんちゃんの横で
ご主人に優しく撫でてもらいながら、なかなかのご機嫌顔です。
そうそう、最初にかりんの姿を見つけたぶんちゃんが
ササッと近寄ってきて、かりんの耳の中を念入りにクンクン。
そのうち、毛づくろいが始まるのでは?…と密かに期待しています。
大好きな人たちに会おう!
2020年の目標のひとつを、いきなり達成しましたよ~。