お愚図りワン【音量注意!】

そう言えば、かりんが愚図って(吠えて)いる動画をアップしたことがありませんでした。
ただただ、やかましいだけですが、今のかりんはこんな感じです。

これは、音量基準の愚図りとしては…5段階のうちのレベル3くらい。
これくらいのところで、なだめたり体勢を変えたりして治まればラッキーなのですが
そうはならず、一旦レベル5まで到達してしまうと、もう何をしてもダメです。
鳴き疲れるまで放っておくしかなく、2時間くらい延々と鳴き続けることがあります。

そんな時のかりんは哀しいかな、【似て非なるもの】と化してしまいます。
そこにかりんはおらず、まるで何かが憑依してしまったような、そんな感じさえするのです。

かりんの意識がかりんの身体に留まっていられるように、母さんは耳元で名前を呼び続けます。

高齢健診 -2021年-

毎年受診することにしている、かりんの高齢健診の時期がやって来ました。
状態は十分に良くないわけで、「もう今更…」という気持ちが無きにしも非ずでしたが
逆に、「どれくらい良くないのか」をキッチリ把握しておきたいという思いもあって
先週の火曜日に受診してきました。

いつもの項目(体重・体脂肪・血圧測定、血液検査、レントゲン検査、超音波検査)に
当然の如く、腎機能の検査が追加されておりました。

検査の結果をざっくり言うと、驚いたことに「昨年と、ほぼ変わらず」。
腎臓に関しては明瞭な悪化はなく、現状維持といったところだそうです。

慢性腎臓病は多かれ少なかれ進行しているだろうと予想しており
覚悟しながら検査結果を聞いたので、嬉しい誤算となりました。
タンパク質・ナトリウム・リンを制限する療法食に加えて
サプリメントの効果が出ているようです。

痩せてしまい、歩くことも起き上がることもできなくなったけれど
「まだまだいけるよ!」との、かりんの身体からの頼もしい言葉を
母さんはしっかり受け取った気がしました。

じわじわ増量

ふかひれクッション新しい使い方でくつろいでいるかりん
このまましばらく眠っていたのですが、カメラを構えた母さんに気づき起きてしまいました。

何度見ても、「これでいいの?」と突っ込みたくなるような格好ですが
この時の気分はコレ!だそうです。
その時々でお好みの格好や仕様が変わるので、結構大変ではあります。

さて、昨日は週に一度の皮下補液でした。
補液をする前に体重を量るのですが、先週より200g増えて5.2kg。
一番痩せていたのが4月の4.7kgですから、500gも増量しました。

「いいじゃない!頑張って食べさせてるね~」と、ドクターの一言。
普段から非常に辛口で、滅多に褒めてはもらえない(笑)だけに
母さんにとっては何より嬉しい言葉でした。

実際、摂取カロリーを増やすため、食べさせる量を少しずつ増やしています。
量が増えたせいか嫌がることもあるけれど、かりんも頑張って食べています。
こうして結果が出てくると、頑張る甲斐もあるというものです。

新しい使い方

一昨年の11月に買ったふかひれクッション
顎をのせて姿勢を保持するためのグッズで、そこそこ活躍してくれていました。

しかし、上体を起こす姿勢が辛くなってしまった今は、本来の使い方をすることが少なくなり
最近は母さんのふとした思いつきから、新しい使い方が登場しました。

それは、こんなふうにクッションの上にかりんをのせるのです。
「母さんの脚の上にのっかっているような、そんな感じになるのでは?」とやってみたところ
これが意外とヒット☆しちゃったようです。

いきなりクッションにのせるよりも、母さんの脚の上でかりんがまどろみ始めたあたりで
そーっと平行移動させるとイイ感じです。
このまま…抜き足差し足でかりんのそばを離れます。

今日は、どれくらいの間、このまま眠ってくれるかしら~。

今ここにある幸せ

本日のかりん地方の最高気温は26度との予報。
日陰にいるとそれほど暑くもなく、柔らかな風が吹く散歩日和となりました。

このところ、かりんを外に連れ出す機会を逃してばかりいたので
「今日こそは!」と、湖岸にひっそりと佇む親水公園へ出掛けました。

遠くは少しばかり霞んでいて、コントラスト低めの景色でしたが
風にゆらゆら揺れるブタナの黄色い花が、アクセントになっていました。

かりんは…というと、身体を起こし気味に抱っこしようとすると
イヤイヤをするように盛大に愚図り始めます。

ですから、結局は最近の定番となっている腿の上に横たえる格好になってしまいます。
今や、この格好でないとダメなようで、こうしたベンチのある場所でないと出掛けられません。

「ああ、かりんと歩けたらなぁ~」と、思わずつぶやきそうになってしまう母さん。
でも、湖岸を渡る心地良い風に吹かれながら、かりんはきっとこう思っていたよね。
「こうしてダッコしてもらってると、すっごくアンシンする~♪」
だって、かりんは今ここにある幸せを感じながら生きているんだものね。