公園のすべり台、かりんを抱っこしててっぺんまで上がってみました。
そこから先、どうやって下りたら良いのかがわからない様子で
しきりと回れ右をして後戻りしようとします。
「こっちから下りるんだよ~」と後からそっと誘導してみたのですが
やはり高い場所は苦手のようで、思いっきりへっぴり腰になっています。
それでも、四肢を思いっきり突っ張っり、神妙な面持ちで何とか下りてきました。
下りた後は、「こんなのへっちゃらよ!」という表情をしておりましたが
内心は、「母さんってば、何てことさせるのよ~」と思っていたのかもしれません。
ははは…失礼しました。
歩み
通勤途中、車で信号待ちをしていたら
ヨークシャーテリアを連れた年配の男性が目に入りました。
脚を庇うように、その歩みはとてもゆっくりとしたものでした。
ご主人に連れられた小さなその犬は、前を歩きながらも
「じいちゃん大丈夫?脚…痛くない?」
まるで、そう言っているかのように時折振り返っていました。
ご主人に合わせるかのような、ゆるりとした歩みに
思わず見入ってしまった母さんでした。
かりんと母さんの歩みは、まだまだ始まったばかりです。
母さんが、この方と同じくらいの年齢になる頃には
かりんは既に旅立ってしまった後かもしれませんが
いつまでも一緒に歩み続けたい…心の底から思ったのでした。
後姿
かりんのまん丸な目や三角の耳、そして湿った漆黒の鼻。
勿論、母さんは大・大・大好きです。
でも、それに負けないくらい好きなのが後姿なのです。
クリンと丸まった尻尾とプリップリのお尻、スラッと伸びた後脚。
どれをとっても完璧☆…と、ついつい顔が緩んでいる母さんです。
後姿には、ちょっとだけ隙があったりして
それさえも何かを語っているような、そんな気がします。
カイカイの正体
先月来の、かりんの痒がるような素振りについては
ありがたいことに、いろいろな方からアドバイスをいただきました。
それで、昨日の仕事が終わってから病院へ連れて行きました。
状況を説明し、実際に痒がる部位を見ていただきましたが
ドクター曰く、「痒いのではないのかもしれない」とのことでした。
「何かが気になるのか、執拗に同じ場所を舐めたりする」
そんな犬が時々いるそうですが、どうやら…それのようです。
「もしや…ストレスとか?」と尋ねると、そういう説もあるけれど
暇つぶしの時の、クセみたいなものではないかとおっしゃいました。
そう言えば、寝る前やご飯の後などのんびりしている時に限って
そうしていることが多いような気もします。
これがどんどんエスカレートして傷などができてしまうと
何らかの処置が必要になることもあるそうですが
今のところかりんは何ともなっていないので投薬の必要もなく
お話を聞いただけで診察は終わりました。
もしかして何かのアレルギーかもしれないと懸念しましたが
とりあえずその心配はなさそうです。
はぁぁ~、よかった!
何となくカイカイ
先月あたりから、身体を痒がるような素振りを見せることが多くなったかりんです。
しかし、痒がる場所の毛をかき分けて、よくよく観察してみても
湿疹が出来ていたり赤くなっていたりという変化は見られません。
それに、酷く痒がるのではなく、時々思い出したように痒がるという感じなので
病院へ連れて行くべきなのか、迷うところでもあります。
かりんは、ある特定の場所を執拗に舐めたりガジガジすることがあります。
それは、前脚だったり、爪だったり、肉球だったり…。
これが酷くなると、その部分から雑菌が入り
炎症を起こしてしまったりすることもあるようです。
「もう少し様子を見て…」と思いながら、既に1ヶ月近くが経過しました。
何でもなければ、それはそれで良し。
やはり、一度ドクターに相談した方が良いのかもしれません。