夜の間、そんなに積もってはいなかった雪ですが
朝からどんどん降り始め、あっという間に積もってしまいました。
朝の散歩は既に済ませていたのですが
沢山積もった雪の中、かりんを思いっきり遊ばせたくて
臨時の散歩に出掛けました。
散歩している最中も、雪は止み間なく降り続けていましたが
想像どおり、かりんは夢中になって雪を楽しみました。
最後の締めに、玄関先での雪玉投げ遊び。
お隣のチビッ子たちの雪だるま作りが気になって仕方ないようで
初めのうちは気が散ってしまい、全く乗ってきませんでしたが
しばらく投げているうちに、やっとスイッチが入りました。
この雪は、どうやら明日くらいまでは楽しめそうです。
夕方の散歩も、はしゃぎまくること間違いなしでしょう。
母さんの悪戯
ぬいるぐみで遊んでいるかりんにちょっと悪戯をして
脚で軽~く頭を挟んでみました。
「何するの!」と抵抗しながらも、まんざらでもなさそう。
オモチャで遊んでいるかりんを、オモチャにする母さんでした。
イライラ
「一生懸命訴えかけているのに、わかってくれない!」
そんな風に、じれったい想いでいっぱいになっている時
自分の思うようにならない何かに直面した時
かりんがよくする仕草があります。
それは、後脚でお腹の辺りを数回掻くような仕草です。
本当に痒いのではなく、自分のイライラ感を表現したら
こんな風になったという感じです。
そして、もっともっとイライラ度が増した時は
まるで獅子舞の獅子頭のように、歯をカチカチと鳴らします。
「怖い犬に見えちゃうし、頼むから…それは止めて」
母さんは頼んでいるのですが、聞く耳を持ってくれません。
一般的には吠えて表現することが多いように思いますが
イライラの表現にも、個性があるのかもしれません。
愛しさ倍増
一昨日の夜、そろそろ寝ようと母さんが思っていたら
ベッドで丸まっていたかりんがムクッと起きて、辺りをキョロキョロし始めました。
しきりと天井を見上げていましたから、きっと虫を見つけたのでしょう。
気にせず、そのまま灯りを消してベッドに入りましたが
部屋をカツカツと歩き回る足音はしばらく聞こえ、やっと静かになりました。
様子が気になり灯りを点けると、部屋の中にかりんの姿はなく
寝室に続いている納戸の隅っこの冷たい床の上で、丸くなっていました。
その姿があまりにも心細げで、思わず抱っこしてベッドへ連れて入りました。
横になった母さんは、掛け布団に半身を入れながらも座ったまんまのかりんに
「大丈夫、大丈夫!」と声を掛けながらマッサージをし続けたところ
だんだん身体の力が抜けて、母さんの隣にゴロンと身を横たえました。
そして…母さんの首にそぉ~っと顎を乗せてきたのです。
布団の中で横になったこと自体が驚きだったのに、何てことでしょう。
スースーと音をたてるかりんの心地良い寝息を間近で聞きながら
母さんが至福の時を過したのは言うまでもありません。
かりんの寝息と、母さんの呼吸がシンクロしてしまいそうでした。
思わぬ出来事があまりにも嬉しくて、眠ってしまうのが勿体なくて
昨日はちょぴり寝不足の母さんでした。
砂浜にて
昨日は朝から青空が広がり、気温も比較的高めで穏やかなお天気でした。
いつもアスレチック遊具のクライミングを楽しむ公園よりちょっと遠くに位置する
海沿いの公園へと出掛けてみることにしました。
冬場の貴重な晴天を満喫しようと、沢山の家族連れで賑わっていましたが
芝生が敷き詰められ、思った以上に整備されたキレイな公園内の様子を見て
「もしかして…犬はダメかな?」と不安になってしまった母さん。
でも、「犬のフンは持ち帰りましょう!」という看板を見てホッとしました。
公園から少しだけ道を逸れると、すぐそこには日本海が広がっています。
初めての砂浜に、爆走スイッチON☆になってしまったかりん。
いつもと違う足元の不思議な感触を楽しむかのように、走り回っていました。
まさか、真冬に砂浜へ出掛けることになろうとは、全くの予定外だったので
季節はずれの砂浜を、母さんも楽しませてもらいました。
こうした思いがけない散歩は、かりんがいなかったらあり得なかったでしょう。