未知との遭遇 -2-

未知との遭遇 -1-に続き、同じ日に二つ目の未知と遭遇したかのん
はてさて、それは何だったかと言うと…。

小さくても結構強力なカマをお持ちの、このお方でした。
ついさっき遭遇したチクチクボールとは形状がまったく違うせいか
かのんはそれほど興味はなさそうな感じでした。

道の真ん中にいたので、車に轢かれでもしたら大変!と思い
ヒョイとつまんで道端の草むらに逃がしてあげました。

しかし、帰りにココを通ったら、またまた道に出てきており、再びの遭遇となったのですが
全身で威嚇するもかのんには伝わらず、シラッとした面持ちで通り過ぎました。

カマキリさん…飛んだり走ったりして逃げなくて正解でした。
そんなことをしようものなら、かのんは嬉々として捕まえようとしたでしょうから。

未知との遭遇 -1-

この夏は、酷暑のあまり日々の散歩以外はほとんど出掛けることなく
かのんは室内で過ごしてばかりいました。
休日のスペシャル散歩を知っていたかりんなら、外の暑さも何のそので
私たちにお出掛けをねだっていたことでしょう。

気温も少し下がった日曜日、古墳のある公園に行きました。
木陰にいるとそれほど暑くもなく、風が吹くと思わず「涼しいぃ~」と
言ってしまうくらいの比較的過ごしやすい日でした。

さて、かのんは未知との遭遇に興奮しながらも悪戦苦闘していました。




本日の未知との遭遇は、チクチクボール。
さぁさぁ、これからもっともっと未知との遭遇が待っていますよ~。

エリザベスカラーの憂鬱も…

エリザベスカラーをくっつけて帰宅後、その日の夕方散歩は一歩たりとも進もうとせず
用足しもしないまま終了~となりました。
しかし、かのんが「この世の終わり?」と思い込んでいたのも、ほんの束の間でした。

大好きなボールをチラつかせると、エリザベスカラーの存在を忘れてしまったかのように
目をキラキラ☆させて、いつも通り遊び始めました。
変なモノがくっついていても、普通に動いたり歩いたりできるとわかったようです。

テニスボールを咥え、ご機嫌さんで散歩するかのん
憂鬱な存在であるエリザベスカラーよりも、大好きなボールに軍配が上がったようです。
大好きなモノがあるって最強!

領域…更に拡大

数日前、「この世の終わり?」という雰囲気を醸し出していたかのん
どんよりしている一番の原因は、おそらくエリザベスカラーの存在なのだろうと思います。
でも、顔の周りにくっついた訳のわからないモノにも日を追うごとに少しずつ慣れてきて
表情もずいぶん明るくなってきたような気がします。

妹一家が泊りに来てくれた時から、二階にある私の部屋で過ごしていますが
だんだんと、隣にあるKちゃんの部屋で過ごす時間も増えてきました。
両方の部屋を好きなように行ったり来たり…とまではいかないけれど
私たちが移動するとついて来たりします。

Kちゃんの部屋では、かりんがよく寝っ転がっていたローソファーの上で
横になってくつろぐまでになりました。

かりん亡きあとも、無意識のうちにローソファーに目をやっては
もうその姿がないことを思い知らされる日々ではありましたが
ココにも、こうしてかのんがいてくれるように、やっとのことでなりました。

Kちゃんに脇や胸のあたりを撫でてもらい、放心状態のかのん
いろいろな経験をしながら、どんどん【うちの子】になっていっています。

この世の終わり?

かのんです。
みなさん、ワタシは「このよのおわり」をかんじています。

だってだって、クビのところにヘンなものがくっついているのです。
きっと、もうすべてがオシマイなのだとおもいます。

6月の終わりにヒートが始まってしまい、まさかのオムツとなったことで
延期になっていたかのんの避妊手術。
8月17日に、やっとのことで終えることができました。

一泊の入院となり翌日迎えに行ったところ、私の顔を見たドクターが
「この世の終わり…って顔してるよ」と、開口一番言われました。
突如として他所に連れて行かれて、何かわからないことをされた挙句に
妙ちくりんなものをくっつけられたのですから。
超ビビリなかのんにしてみれば、無理もないことでしょう。

お腹のあたりに口が届かなくて、しょっちゅうイラッときていますが
抜糸までの10日間、このまんまの状態でガマンです。

とりあえず、しなくてはいけない重要なことを無事に終えることができて
私たちはホッとしているところです。