この世の終わり?

かのんです。
みなさん、ワタシは「このよのおわり」をかんじています。

だってだって、クビのところにヘンなものがくっついているのです。
きっと、もうすべてがオシマイなのだとおもいます。

6月の終わりにヒートが始まってしまい、まさかのオムツとなったことで
延期になっていたかのんの避妊手術。
8月17日に、やっとのことで終えることができました。

一泊の入院となり翌日迎えに行ったところ、私の顔を見たドクターが
「この世の終わり…って顔してるよ」と、開口一番言われました。
突如として他所に連れて行かれて、何かわからないことをされた挙句に
妙ちくりんなものをくっつけられたのですから。
超ビビリなかのんにしてみれば、無理もないことでしょう。

お腹のあたりに口が届かなくて、しょっちゅうイラッときていますが
抜糸までの10日間、このまんまの状態でガマンです。

とりあえず、しなくてはいけない重要なことを無事に終えることができて
私たちはホッとしているところです。

初顔合わせ

今回、妹一家とかのんは初めて顔を合わせました。
当のかのんは、「嬉しい♪」という感じではないけれど、怖がって逃げ隠れするということもなく
神妙な面持ちで、半ば固まりながら撫でてもらっていました。

でも、大好きなボールを出されると急にイキイキ☆とした表情になり
高校3年生になった甥っ子にボールを投げてもらったりして
ちょっと遠慮しつつも結構楽しそうに遊んでおりました。

かのんを連れて実家に帰るのは今回で五度目になるのですが
実家では、寝る時以外はバリケンの中に入ったまんま過ごします。
とは言っても、そこそこ慣れてくれてはいるようです。

ばーちゃんは、かりんじゃないってことは何となくわかるようですが
かのんという名前が覚えられません。
ですから、帰省するたびに名前を尋ねられます。

夏の間の数日間、かのんにとっては新しい刺激だらけの毎日でした。
それでも、以前のように挙動不審になることもなく、穏やかに静かに
自分の中で折り合いをつけながら過ごしてくれたのだと思います。

実家からの帰りの車の中では、珍しく寝入ってしまいました。
賑やかだった空間から、やっと落ち着ける空間に身を置くことができて
安心したのと同時に、どっと疲れが出たのかもしれません。

かのんと過ごす初めての夏休み、賑やかで楽しい時間でした。

領域拡大

今まで、我が家でのかのんの写真は和室で撮ったものがほとんど…と言ってよいくらいでした。
和室だけがかのんの居場所というわけではないのに、和室と玄関以外は決して入ろうとはせず
まるで、そこに結界が張られているかのようでした。

我が家に来たばかりの頃、試しに私の部屋へ連れてきたところ可哀想なくらいブルブルして
全身でこれ以上ないくらいの怖さを表現していました。
なので、もう少し時間を掛けたほうが良さそうだと思い、2階に連れて行くのはやめました。

しかし、そんなかのんに変化をもたらす格好の機会が到来したのです。
それは遠方に住む妹一家の宿泊でした。
かのん専用部屋だった和室に寝てもらうため、かのんは2階にある私の部屋へ移動です。

我が家に来て4か月半、私たちにもすっかり慣れてくれたからなのか
思った以上にすんなりと、私の部屋でくつろいでくれました。
あっ…大好きなボールの力をちょこっと借りましたけど。

これをきっかけに、かのんの領域が広がっていくことを期待しています。
いや、きっと広がっていくことでしょう!

かのんボール

かのん♪3歳の誕生日♪にバースデーケーキは用意しませんでしたが
後日、プレゼントはちゃ~んと進呈しました。
生まれて初めての(たぶん)誕生日プレゼントは、サッカーボールです。
散歩コースにあるグラウンドで子供たちがサッカーをしていたりすると
後足で立ち「おいで、おいで」を繰り返し、熱い視線を送るかのん
私たちを振り切ってグラウンドに駆け込みそうなくらいの興奮ぶりで
とにかくボールが好きで好きでたまりません。

早朝、誰もいないグラウンドに古いサッカーボールが転がっていたので
ちょこっと拝借して、かのんがどんなふうに遊ぶのか試してみたら
ボールを追いかけながら上手に鼻先でドリブルを始めたのです。

しかし、ほんの少し遊んだところで心配になるくらい息が上がってきて
呼吸がしんどそうになってきました。

心配になったので、それとなくドクターに話してみました。
すると、健康診断 -2022年-の結果でも明らかになったように
心臓の僧帽弁・三尖弁・肺動脈便の逆流や不整脈があったため
激しい運動に心臓の機能が追っつかず、倒れてしまう可能性もあるので
あまり激しい運動はしないほうが無難だと言われました。

というわけで、サッカーボールを使っての遊びは狭い室内限定にして
短い時間で切り上げることにしています。
それでも、かのんは凄く凄く楽しそうです。

ボールを追いかけるのも好きだけど、口で咥えてあぐあぐしたいようで
そうやって遊んでいるうちに、あっという間に穴が開いてしまいました。
最初は咥えることのできなかったボールも何とか咥えられるようになり
今は、ボールを懸命に咥えてこちらへ持って来てくれます。

「サッカーボールで遊ぶ?」と言うと、目をキラキラ☆と輝かせて
期待感に満ち溢れた表情を見せてくれます。
楽しい楽しい、かのんとの遊びの時間です。

変ちくりんな座り方

我が家に来た時から、かのんの座り方は【変ちくりん】でした。
お尻をドデーンと床につけた、何とも気の抜けた座り方です。

↑ (頭上絵が健在だったころ)

時折、猫さんでよく見られる【スコ座り】っぽくなっていることもあって
胡坐をかいたおっさんみたいで面白可笑しく見えちゃうのですが
もしかすると、先天的な関節異常があったりするのかもしれません。

でも、病院の診察台ではシャキンとして普通のお座りをしたので
いわゆるくつろぎポーズなのだろうとは思っています。

さて、こちらに背中を向けて座り、この格好で寄りかかってくるものですから
こちらが急に避けようものなら、コロンとひっくり返りそうになります。

この【変ちくりん】な座り方も、かのんがお笑い担当である所以のひとつです。