かのんはボールやらぬいぐるみやらで本当によく遊びます。
3歳にして、再びお子ちゃまからやり直しているかのように見えます。
ほんのちょっと遊んだだけで、かりんはあっという間に見向きもしなくなったぬいぐるみ。
オモチャ籠の中で寂しそうにしていたけれど、再び日の目を見ることができました。
あぁ…取っておいてよかった!
読心術?
夜、かのんはどんなふうに寝ているのか?…というと。
母さんの右横にピトッとくっついて、人のように横になっています。
たまに、枕に頭をのっけていることもあったりします。
かりんではあり得なかったことだけに、母さんは夢のようです。
少し移動しちゃったけれど、電気を点けたらこ~んな感じ。
「さぁ、寝よう」と電気を消して布団に入ると、母さんの身体にドーンと背中を押しつけて
当たり前のように横に寝っ転がります。
そのうち暑くなるのか、カーペットの上にはみ出してみたり、足元に移動してみたり。
最終的には、掛布団の上にのっかって寝ていますけど。
「ココにおいで」って誘ったわけでもないのにね。
母さんがしてほしいことを読まれているようで、かのんには驚かされます。
イイかんじ
かのんです。
かりんセンパイのうまれたひ、そして、ソラグミさんになったひ。
かあさんのアタマのなかは、かりんセンパイのオモイデでテンコモリになっちゃって
ワタシのことなんてわすれたのかもしれません。
だから、ちょっぴりスネてます。
な~んてね…ウソです。
「かのんはカワイイよ、ダイスキだよ!」って、なんかいもなんかいもいってくれます。
カワイイとかダイスキって、なんのことかあんまりよくわからないけど
そのときのかあさんからでるニオイが、すごくホンワカしてキモチイイ~ってかんじるから
きっと、イイことなんだとおもいます。
これからも、イイことだらけのマイニチになったらいいな。
あれから1年
かりんが旅立ってから1年が経ちました。
旅立つまでの約2年間は介護状態で、そのうちの1年はほぼ寝たきりでした。
この間、下痢が1か月も止まらなかったり、昼夜を問わず鳴き続けたり。
これに日々の食事の介助などが加わって、本当に慌ただしい毎日でした。
「かりんに生きていてほしい」という、ただただその気持ちだけで
最後の2年を走り続けていたような、そんな気がしています。
<かりん:10歳>
かりんがいなくなり、母さんの心にポッカリと空いた大きくて深い穴。
月日が経ち、かのんという新しい家族を迎えた今も、いまだにそのまんまですし
これから先も決して埋まることはないでしょう。
だって、このポッカリ穴はかりんでなくては埋まらないのですから。
<かりん:7歳>
それでも、今はポッカリ穴の周りをウロウロするズッコケかのんの姿が目に入ってしまうので
その穴と正面きって向き合う辛さや寂しさが、少し和らいでいるというのが実感です。
かのんとの暮らしを始めたことでかりんのことをを強く思い出すこともあるけれど
大好きなかりんの記憶が薄らぎつつあるような気もして、それに対する焦りと申し訳なさとを
心のどこかで感じている自分もいます。
確かにココにいたけれど、今は思い出の中で生き続けているかりん。
記憶が薄らいでしまったかのように思えたり、かと思うと再び色濃く思い出したりと
その時々でのかりんを感じながら、これからの月日を重ねていくのかもしれません。
おめでとう!と ありがとう!
みなさん、おひさしぶりです!
ソラグミのかりんです。
きょうはワタシのうまれたひ。
そっちにいたら17さいだけど、いまはトシなんてカンケイなくって
ゲンキでカワイイころのすがたでココにいます。
だからね、「いきていたら17さい」なんて、しんみりしないでよね。
…って、かりんに言われたような気がしたのでした。
でもね、今日は母さんにとって、とっても大切で特別な日。
だから、心の中でこっそり言わせてね。
「かりん☆誕生日おめでとう!そして、ありがとう!」