春を探しに

こちらは、数日前に桜の開花宣言がされたばかり。
種類によっては、チラホラ咲き始めているものもあるようですが
この週末は、お花見にはちょっぴり早いようです。
other_12_4.jpg
休日散歩の定番ともなっている古墳のある公園には
白い鳥があちこちに止まっているかのようなハクモクレンが
膨らみかけた蕾をつけておりました。
今日は、冬にぐーんと逆戻りしたような寒さ。
花開くのを一斉にためらっているかのようにも見えました。
karin_12_57.jpg
そんな中、ラッパスイセンや山茱萸(サンシュユ)の花は
元気に出迎えてくれました。
karin_12_58.jpg
おわかりでしょうか?
かりんの後頭部上あたりに見える、小さな白い線。
「やけに冷えるなぁ~」と思いながらカメラを向けていると
いつしか、そぼ降る雨が雪に変わっておりました。
さて、かりんは何を見ているのか…って?
そばを通過して行った、2頭のゴールデン・レトリバーに釘付け。
母さんが何を言おうと、全くこちらを見ないのでした。

見頃

この時期、見頃…とくれば
桜を筆頭に様々な花を思い浮かべると思います。
が、我が家の見頃は、かりんのおケツでございます。
karin_12_55.jpg
先週末、約2ヶ月ぶりにシャンプーしてもらったので
かりんの体は、ボッフボフのモッフモフのフワッフワ~♪
karin_12_56.jpg
桃尻カットはしなかったものの、適度~に伸びた毛が
イイ感じに丸味を帯びています。
「また、お尻ばっかり~」と、かりんに文句を言われそうですが
母さんはメゲません。

アイツ

強風を伴う雨が大きな音を立てながら降ったと思ったら
その後は青空が覗いたりと、今日は何とも安定しないお天気でした。
karin_12_52.jpg
休日恒例のスペシャル散歩は期待できそうにないので
かりんはローテーブルの下で、『ほけ~♪』っとしながら過ごしておりました。
karin_12_53.jpg
すると次の瞬間、何かに弾かれたように上半身を起こしました。
この「ハッ!」とした、何かを見つけたかのように見開かれた目から想像するに
きっと…アイツの気配を察知したのでしょう。
しかし、部屋中を見回してみても、アイツの姿どころか気配すらも
母さんには感じ取ることはできませんでした。
karin_12_54.jpg
暖かくなると、部屋の中に突如として出没する体長数ミリの羽虫なアイツ。
一度見つけてしまうと、誰かが捕まえるまで、そわそわと落ち着きません。
かりんの目力で、落とせたら良いのにねぇ。

一枚上手?

前足の間にマズルをのせ、物言いたげにこちらを見つめるかりん
karin_12_50.jpg
ただ何となく…のポーズなのだろうと思いつつも
どんなポーズが、より訴えかけることができるのかを知っているみたい。
もしかしたら、本当にわかっていたりして?
あんまり可愛いから、つい「散歩行こうか~!」と言ってしまった母さん。
karin_12_51.jpg
「やった!!」

6年ぶり

天気予報では北西の風が強く、おまけに雪だるまマークまで出ていたので
休日のスペシャル散歩はお預け…と思っていたのですが
思いがけず、青空が爽やかな顔を見せてくれました。
これはもう、かりんを連れてお出掛けするしかありません。
other_12_3.jpg
我が町の小さな運動公園のそばにある小高い山。
競技場周辺へは時々散歩に出掛けますが、山の天辺まで登ったのは久し振り。
初めて、かつ、直近でかりんを連れて上ったのは、確か6年前。
まだ車酔いが酷かったため、近場のドライブから慣らそうとしていた頃でした。
そして、それ以来…何とはなしに、この場所の存在を忘れてしまっておりました。
karin_12_48.jpg

前回、ココまで上った時の生後5ヶ月のかりん
帰宅した後、この時の懐かしい写真を捜しながら、データ情報を見てビックリ。
何たる偶然!奇しくも、6年前の今日…3月25日でした。
karin_12_49.jpg
まだ子犬っぽさ残していたあの時のかりんは、今ではすっかりオトナ犬。
2つの写真を見比べながら、母さんの中では6年という年月が行ったり来たり~。
何とも感慨深い思いに浸った、春の一日でした。