「クンクン捜査ならワタシに任せて!」と張り切っていた6年半前。
その頃は、チャチャッと手早く済ませていたクンクンですが
ここ1~2年、かりんの捜査は非常に念入りになりました。
言い方を変えれば…
以前より、情報の収集・分析に時間が掛かるようになったのかもしれません。
「え~っと…」と記憶の引き出しをガサゴソ捜すことが増えてきたり
少しずつ手際が悪くなってきている母さん自身に置き換えてみると
「うん・うん」と頷けることがいっぱいあります。
鼻先を「これでもか!」と近づけて、神妙な顔で嗅いでいる姿を見ていると
ふと、シニアの雰囲気が漂ってきて、キュン♪と愛しくなってしまいます。
もう、クンクン捜査に処理の早さなどは必要ありません。
現在の『かりん流捜査』を、じっくり・ゆっくり…やってくださいな。
またまた点眼
1か月前あたりから、右目から涙がよく出るようになり
目をショボショボさせることが多くなったかりん。
しばらく様子を見ていたのですが、私たち人間が涙を流すみたいに
ポロリ…と涙が溢れ出したので病院へ行ってきました。
やはり、上瞼に隠れるあたりの右目の角膜に傷がありました。
どうやらかりんは涙の量が少ないため、眼が乾いて傷つきやすい状態にあり
また、傷ついた部分が気になって、余計に傷つけてしまったりするようです。
「布団やクッションに顔を突っ込んだりしてない?」とドクターに尋ねられ
「はいっ、やってます!」と答えました。
2年ほど前から、目のトラブルが頻発しています。
その原因として考えられる、涙の量が少なくなるということも
加齢現象のひとつなのかもしれません。
処方されたのは、角膜・結膜の炎症を抑える作用のある点眼薬と
角膜を保護するヒアルロン酸の点眼薬。
再びの点眼開始!となってしまいました。
しか~し、かりんは以前の「点眼 のち オヤツ」を記憶していたのか
こちらが拍子抜けするくらい…かなり協力的です。
ウリ坊
長くダラダラと続いた換毛が、やっとこさ~落ち着きました。
すると、かりんがウリ坊になっていました。
ブラッシングしてもブラッシングしても…やっぱりウリ坊。
ここは、シャンプーしてリセットするしかないのかも~。
またまたまた積もった~!
先月下旬にやってきた、今季一番と言われた強い寒気。
その時の積雪もすっかり融け、「どうかこのまま、春になってくれたらなぁ~」
…と淡い期待を抱いていましたが、そう簡単にはいきませんでした。
先週の金曜日から、前回と同じか上回るかもしれない寒気がやってきて
はいっ、この通り…またまたまた積もりました。
かりん地方の積雪は25センチほどだったのですが
隣県の県庁所在地では一時、91センチに達したそうです。
ただ、ピークが土曜日だったため、通勤の心配をしなくても済んだので
前回とは違って、母さんの気持ちには余裕がありました。
ですから、再びの雪に大はしゃぎのかりんと、ほぼ同じくらいの気持ちで
足元でキュッキュと音を立てる雪を楽しむことができたかも。
白い雪の上ではかりんの赤毛が際立ちます。
突然降ってきた大粒の霰が、パラパラッと背中に降りかかりましたが
ふかふかの毛先に留まったまんま、一緒に家まで帰りました。
公園のはしご
先週末は、月に一度かりんを連れて母さんの実家へ帰る日でした。
先日、積雪であたふたしたのが、ひと月も前のことのように思えるくらい
季節を間違えたかのような暖かさの土曜日でした。
実家へ帰る途中、まず、日本海を見下ろす公園へ。
まるで春の海を思わせるような、清々しい色合いでした。
そしてお次は、実家から車で20分程のところにある海水浴場に行きました。
海端にも関わらず、この日は暖かくて風もなかったこともあって
何組かの犬連れの方に出会いました。
砂浜のあちこちに、靴の跡と肉球スタンプがいっぱい。
「ここは初めて来たわ~」と、一緒に出掛けたばぁばが、しみじみと。
かりんも一緒に何度か出掛けているけれど、すっかり忘れている様子。
しかし、こんな会話もサラリと交わせるようになりました。
この日は、実家へ帰る途中に公園に寄り、更にはばぁばと一緒に海辺へ。
かりんにとっては、「公園のはしご」…の一日となりました。