階段という難関

いまだに、かのんは自分で我が家の階段の上り下りができません。
だから、散歩に行く時は「よいしょ」と抱っこして一階へ下りて
帰ってきたら、再び「どっこいしょ」と抱っこして二階へ上がります。

でも、戸外のコンクリートの階段などは普通に難なく上り下りするし
いつだったかは、玄関で傘をバッと開いたら半端なく怖かったようで
大慌てで我が家の階段を駆け上っていきました。

確かに、我が家の階段は一段一段が高くて、おまけに傾斜もキツイので
脚が短くて、おまけに決して運動神経が良くはないかのんからすれば
勢いがないと越えられない難関なのでしょう。

母さんたちが抱っこすればよいだけのことではあるのですが
ひとりでできたほうがよいだろうと思い、抱っこせずに様子を見ることに。

上から呼ぶと、とりあえず前脚は踏み出すけれど、後脚がついていきません。
それでも、後脚を持ち上げるのを手助けしてみたり横に並んで促したり
ドタバタしながら上がることができました。

かりんのように、凄い勢いで上ったり下りたりするのもハラハラしますが
上りだけでもひとりでできるようになったら良いのになぁ。