超ビビリ?

かのんが我が家に来て3週間が過ぎました。
3月26日に会いに行った時には天真爛漫な姿を見せてくれたので
私たちにも環境にも、割とすぐに慣れてくれると安易に考えていました。

かのんのハウスは、玄関横の和室に置いてあります。
ここは、寝たきりになってからのかりんが過ごした場所でもあります。

我が家に着いたばかりの時は、そこらを探索したりしていましたが
その後の2週間ほどは、ハウスからほとんど出てきませんでした。
今は、ハウスから出ている時間も少しずつ増えてきてはいるものの
和室からトコトコと出てくることは滅多にありません。

ある日、和室の窓を開けた時、風に揺れるカーテンが怖かったらしく
カーテンが揺れていなくても、その存在を怖がるようになりました。
なので、和室にいること自体が怖くなってしまいました。

その結果どうしたかと言うと、そそくさと玄関のたたきに下りて
外に逃げたいような素振りを見せながら、座り込みました。

一見くつろいでいるように見えますが、玄関から出られないことを知り
諦めモードになりながらも、和室には戻りたくないと訴え中です。
しばらくして、何とか和室に戻らせることができましたが
カーテンが怖いのは相変わらずのようで、困ったものです。

たくさんの保護犬のお世話をしてこられた大先輩でもある友人に話すと
かのんちゃんが特別ビビリなのではなく、最初はこんなものなので
安心して隠れていられる場所を確保してあげることが大切です。
精神的に落ち着き、ここは安心できると思えるようになってくれば
だんだん怯えなくなります」とのアドバイスをもらいました。

ハウスに入ってばかりだったのは、そこがかのんの安心できる場所だから。
出てこないからと無理に出そうとしたり、あんまり構い過ぎないこと。
最初は、放っておくくらいが良いそうです。

三歩進んで二歩下がれば上出来で、三歩進んで五歩下がる日も。
まだまだ時間はかかりそうですが、決して焦らずのんびりいきましょう。
時間はたっぷりあるのだから。