それでも歩く

著しく筋肉が落ちてしまったかりん
食欲が落ちて充分な栄養が摂れなくても、自力歩行ができれば
筋肉も少しは維持できていたのかもしれません。
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しかし、かりんは後脚が『しっちゃかめっちゃか』になりながらも
歩行補助ハーネスを装着すると、自分で歩こうとします。
母さんなら、「もう歩けないもん」と諦めてしまうでしょうが
決してメゲることはありません。
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そんな、歩きたいという気持ちが先行しているかりんを見ていると
つい「可哀想」と思ってしまう自分が、恥ずかしくなります。
基本、体力を温存しなければならないので無理はしませんが
こうして時々は、お気に入りの場所に出掛けて少しだけ歩きます。
今の歩みで、かりんはちゃんと前に進んでいます。