疑似体験

4月終わりから5月初めにかけてのかりんの体調不良で
そう遠くはないであろう将来の、ヨボヨボになったかりんの様子を
数日間限定で、体験した気がしました。
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 今はこうして、散歩に行きたい!をアピール。
まず、今まで難なくやっていたことや、できていたことに対して
ためらいを見せるようになりました。
「階段をスタスタ上がる」「車の座席にヒョイと跳び乗る」とか
気持ちはあるのに、身体がついていかない感じでした。
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 用足しは、今もちょっと控えめ。
また、散歩時にはグイグイ引っ張っていたのにトボトボ歩き。
途中で歩かなくなってしまったので、かりんの大嫌いな抱っこで
少しだけ歩いたりもしました。
元気な時なら、抱っこしようとするだけで逃げようとするのに
おとなしく、されるがままでした。
そして何より一番違ったのが、顔の表情です。
チャームポイントのまん丸な瞳は常にショボショボ状態で
何となく、どこを見ているのかわからないような眼差し。
名前を呼んでも反応が薄く、覇気が感じられませんでした。
ですから、「元気になった!」と最初に思えたのは
しっかりと意思のある瞳で、こちらを見てくれた時でした。
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 今は、階段もタッタカタ~♪
今までにも、体調を崩したことは何度かありました。
でも、大抵は一晩か二晩で元気になったので
今回のように、衰えた様子が数日続いたのは初めてでした。
うんと心配したけれど、ちょっとヨボヨボなかりん
目の当たりにして、母さんが感じたいろいろなこと。
すでに、少しずつ足を踏み入れ始めている
かりんの『老犬生活』の、一足早い疑似体験となりました。