2年ちょっと前からお気に入りの、かりんの添い寝の友。
並んで寝っ転がったり、あご乗せ枕としても大活躍していたので
年末年始の帰省には、このライオンさんも一緒に連れて帰りました。
しかし、うっかり実家に置いたまま戻ってきてしまいました。
そして今月の帰省時、実家のリビングにあったライオンさんを見て
「忘れないように連れて帰らなきゃ」と思った次の瞬間。
ばぁばがライオンさんを抱き上げ、愛しそうに撫で撫でしながら
「ひとりだから、いつもちょびちゃんとお話ししてるんだよね~」と。
寝る時も枕元に置いて、お話しながら寝ているのだそうです。
それを聞いて、「かりんの」だと言えなくなってしまいました。
ばぁばのそばに愛しむ小さな命があり、その温もりを感じていられたら
ひとりの生活にも張りが出るし、心穏やかに過ごせるのかもしれません。
けれども、徐々に認知機能が低下しつつある独り暮らしのばぁばに
小さな命のお世話は難しく、残念ながら叶えることはできません。
ご飯を食べなくても、散歩をしなくても、排泄をしなくてもOKな
かりんの分身がいたら最高☆だけどなぁ。
な~んて夢のようなことを、ふと思ったりするのでした。
このライオンさん…ばぁばにあげようね、かりん。